『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』から「ダンジョン飯」、「チェンソーマン」バニーコスプレまで!「ワンフェス2024[冬]」を彩ったハイレベル・コスプレイヤー20選
世界最大規模のガレージキットの祭典として知られる「ワンダーフェスティバル(略称:ワンフェス)」。その最新回に当たる「ワンダーフェスティバル2024[冬]」が、2月11日に幕張メッセで開催された。当日の盛況ぶりを、会場で見つけたハイレベルなコスプレイヤーたちの写真とともに、前後編の2回に分けて紹介しよう。
プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる大型イベントとして、多くのサブカルファンから親しまれている「ワンフェス」。その活気は、コロナ禍での抑圧を跳ね返すかのように上昇しており、今回は約2000組ものディーラーが出展。旧来のアナログな作業で制作されたものから、デジタル技術を駆使して作られたものまで、こだわりの光る造形物がずらり並び、一般エリア、企業エリアともに終日、大盛り上がりとなっていた。
一方、屋外に設けられたコスプレエリアを覗いてみると、こちらにも大勢のコスプレイヤー&カメラマンが集結。イベントの主旨に合わせて“衣装や装飾品の造形”にこだわっていたコスプレイヤーが多く、取材を依頼したところ、多彩なポーズで写真撮影に応じてくれた。
ちなみにコスプレイベントといえば、参加レイヤーの衣装を通して、その時期に旬のコンテンツを分析できるところも参加するうえでの楽しみの一つ。今回の「ワンフェス」では、現在公開中の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』をはじめ、放送中のテレビアニメ「ダンジョン飯」や、2024年放送予定の「2.5次元の誘惑(リリサ)」などのヒロインたちが集結。
その他にも、続報の発表が待ち遠しい劇場版『チェンソーマン レゼ篇』や、2024年で原作が20周年を迎えた「涼宮ハルヒの憂鬱」、大ヒット中のスマートフォンゲーム「勝利の女神:NIKKE」など、さまざまな作品のキャラに扮したレイヤーが続々と駆けつけ、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
こうして大盛況のうちに終了した「ワンフェス2024[冬]」に続き、7月28日(日)には「ワンフェス2024[夏]」の開催が決定!それまでの期間にも、「AnimeJapan 2024」(3月23日、24日に東京ビッグサイトで開催)や「ニコニコ超会議2024」(4月27日・28日に幕張メッセで開催)など、コスプレが楽しめる大型イベントは多数控えており、いずれも盛り上がることが予想される。
はたしてこれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか?そうした点にも注意しながら、最新のアニメ、映画、コミック、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。
取材・文/ソムタム田井