待望のMCU版「ファンタスティック・フォー」ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービーらが出演決定!
マーベルスタジオの公式SNSで現地時間14日、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品として新たにリブートされる「ファンタスティック・フォー」の新作映画『The Fantastic Four』のキャスト陣が発表。あわせて全米公開日が2025年7月25日(金)に決定したことが明らかになった。
1961年にジャック・カービーとスタン・リーによって創造された、ヒーローチームの元祖「ファンタスティック・フォー」。幾度かのアニメ化を経て2005年に20世紀フォックス製作のもとティム・ストーリー監督のメガホンで実写映画化され、続編と合わせて2作の累計全世界興収は6億3000万ドル以上を記録。2015年にはジョシュ・トランク監督のメガホンでリブート版が制作されている。
ディズニーが20世紀フォックスを買収した2019年に同作のMCUへの参入が可能となり、同年のサンディエゴ・コミコンにおいてマーベルスタジオ社長のケヴィン・ファイギがプロジェクトが進行中であることを発表。その後MCU版「スパイダーマン」のジョン・ワッツが監督に決定したものの退き、後任として「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ワンダヴィジョン」のマット・シャクマンが監督に就任したことが報じられていた。
そして今回、マーベルスタジオからの“バレンタインデーギフト”として発表されたメインキャスト陣。チームのリーダーであるリード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役には「マンダロリアン」のペドロ・パスカル、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役には「ミッション:インポッシブル」シリーズのホワイト・ウィドウ役で知られるヴァネッサ・カービー。
さらにティム・ストーリー版ではクリス・エヴァンスが演じていたジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役を「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4のジョセフ・クインが演じ、ベン・グリム/ザ・シング役をMCUのドラマシリーズ「パニッシャー」に別の役柄で出演していたエボン・モス=バックラックが演じる。
なお「Variety」の見立てによれば、物語の舞台は1960年代になる可能性が高いとのこと。MCUでは2024年内に『デッドプール&ウルヴァリン』(7月26日公開)が公開され、2025年には『Captain America: Brave New World』を皮切りに『Thunderbolts』と『The Fantastic Four』、『Blade』の順に劇場公開が控えており、『Thunderbolts』から“フェーズ6”に突入する。それぞれの作品から届けられる続報が楽しみだ!
文/久保田 和馬