今年No.1の特大ヒットスタート!『デューン 砂の惑星PART2』キャスト陣の撮影に迫る特別映像
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)のティモシー・シャラメが主演を務めるSFアクション超大作『デューン 砂の惑星PART2』(3月15日公開)。本作の日本公開を前に、主演のシャラメ、ゼンデイヤをはじめとするキャスト陣の撮影に迫る特別映像が解禁された。
砂の惑星デューンを舞台に、100年間続くアトレイデス家とハルコンネン家の壮絶な戦いを描く本作。PART2ではハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者ポール(シャラメ)の復讐がついに幕を開ける。監督は前作に引き続き『メッセージ』(17)、『ブレードランナー 2049』(17)のドゥニ・ヴィルヌーヴ、音楽は映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが担当し、全編IMAX撮影という脅威のスケールで放つ、SFアクション超大作となった。
本作は3月1日からアメリカを含む72の国と地域で公開を迎え、初日3日間のオープニング興行収入は、全米では前作『DUNE/デューン 砂の惑星』(21)が記録した4100万ドルを約2倍上回る8150万ドル、全世界累計でも1億7850万ドルという今年No.1の特大ヒットスタートを切った。この数字は、ラージフォーマットにこだわりを持つなど、共通点が多い監督クリストファー・ノーランの『オッペンハイマー』(3月29日公開)を全世界興収で超える数字であり、主演のシャラメ、ヴィルヌーヴ監督にとっても歴代1位のデビュー。また、ラージフォーマットで特に人気があり、アメリカ国内では興行収入の48%を占めているという。
解禁された特別映像は、主人公ポールの運命の女性、砂漠の民チャニを演じるゼンデイヤが、「このキャストは本当に、本当に特別…それは言うまでもない」と共演したキャストたちへの想いを語る様子から始まる。その後、本作から加わった新キャストで、主人公ポールに立ちはだかる最狂の宿敵フェイド=ラウサを演じるオースティン・バトラーと皇女イルーランを演じるフローレンス・ピューが、それぞれ「新しい撮影現場に行くときはいつも緊張します。でも同時に家族に迎え入れられたようにも感じます」、「いままで経験したなかでも最高の世界に最も楽しく迎え入れてもらえました」と話す様子が映しだされ、家族のように迎え入れられた現場の温かさが伝わってくる。
さらにポールを演じるシャラメは、「前作でゼンデイヤと僕が一緒だったのはほんの数日。友情は前作からPART2の撮影を通して数年かけて育まれた」とゼンデイヤとの友情について明かし、続く映像ではシャラメが「ゼンデイヤが僕を黙らせる3つの方法!脅迫、攻撃…」と冗談を言い、ゼンデイヤがすかさず「ちょっと待って(笑)」とカメラに割って入る場面も。深い絆で結ばれている2人だが、劇中でのポールとチャニの関係性にも注目してほしい。
ほかにも映像には、砂漠の民のリーダー、スティルガー役のハビエル・バルデム、ポールの母レディ・ジェシカ役のレベッカ・ファーガソン、ポールの武術指南役ガーニイ・ハレック役のジョシュ・ブローリン、そして前作に続きメガホンをとったヴィルヌーヴ監督などが登場し、それぞれの撮影メイキングとともに、本作に関われた喜びを笑顔で語る姿が収められおり、強い絆が生んだ大ヒットの裏側が垣間見える。まるで本当の家族のように和気あいあいと過ごすキャストたちがどんな壮大な物語を見せてくれるのか、期待が高まる。
いよいよ、日本でもIMAX、Dolby Cinema60館にて、今週末の8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日限定で先行上映を実施される本作。世界が絶賛し、大ヒットも記録している稀有な超大作をいち早く劇場の大スクリーンで目撃してほしい。
文/山崎伸子