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「日曜洋画劇場」版を再現『ローマの休日 日本公開70周年 4Kレストア 日本語吹替版』上映決定!

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「日曜洋画劇場」版を再現『ローマの休日 日本公開70周年 4Kレストア 日本語吹替版』上映決定!

オードリー・ヘプバーンの名作をレストアした『ローマの休日 日本公開70周年 4Kレストア 日本語吹替版』が4月5日(金)より限定公開となる。このたび、本作の予告編が完成した。

【写真を見る】オードリー・ヘプバーン演じるアン王女
【写真を見る】オードリー・ヘプバーン演じるアン王女[c]1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. TM, [R] & [c] 2024 By Paramount Pictures All Rights Reserved.

2023年夏に公開された『ローマの休日 4Kレストア版』(23)<字幕版>の好評を受け、今回新たに<吹替版>での上映が決定した。今回の吹替版音声は、1979年にテレビ初放送された「日曜洋画劇場」の音声を使用したもの。本作で、ヘプバーン演じたアン王女の声を務めるのは、「銀河鉄道999」メーテル役などで知られる池田昌子。そしてジョー(グレゴリー・ペック)の声を城達也、理容師マリオの声を広川太一郎が担当する。

放送時にカットされた約20分の欠落部分を1994年制作のソフト版音声で補完して上映する
放送時にカットされた約20分の欠落部分を1994年制作のソフト版音声で補完して上映する[c]1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. TM, [R] & [c] 2024 By Paramount Pictures All Rights Reserved.

また、放送時にカットされた約20分の吹替欠落部分を1994年制作のソフト版音声で補完して上映するとのこと。「日曜洋画劇場」版音声はこれまでパッケージソフトや配信でも使用されていない貴重な音源となっている。さらに、本編の前後には<字幕版>と同様、映画評論家、故、淀川長治氏による後説、前説あわせて約3分の解説映像が上映される。

今回解禁された予告映像のナレーションは、池田が新たに2023年に収録したもの。池田は本作の公開に対して「『ローマの休日』が帰ってくる!ヘプバーンの吹き替えをしながら気持ちが高ぶっていたことを思い出しています」とコメント。また、吹替愛好家、漫画家のとり・みきからのコメントも今回到着。とりは「『ローマの休日』はオリジナルも名作中の名作だが、テレビの『洋画劇場』をベースに開始、発展してきた日本の吹替映画にあっても重要なタイトルであり、また人気作である」と今回の吹替版に関しても語っている。さらに「数あるフィックス声優の中でもとくに多くの支持を集めた城達也のグレゴリー・ペックと池田昌子のオードリー・ヘプバーン、はたまたテレビ吹替の自由さを代表する広川太一郎の理髪師マリオをスクリーンで再見できようとは!」と貴重な機会であることに喜びをコメントした。


「日曜洋画劇場」版の吹替音声はスクリーンでどのように蘇るのだろうか?貴重な機会にぜひ本作を劇場で楽しんでほしい。

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