『ヴェノム』第3弾のタイトル&北米公開日が正式決定!スパイダーマンの登場は?
「スパイダーマン」のソニー・ピクチャーズが手掛けるマーベル作品「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」の最新作となる、「ヴェノム」シリーズ第3弾のタイトルが『Venom: The Last Dance』に正式決定。また昨年秋にストライキの影響で2024年11月8日(金)に延期されていた北米公開日が、2週間前倒しの10月25日(金)にリスケジュールされたことが発表された。
トム・ハーディ演じるジャーナリストのエディ・ブロックに、地球外生命体(シンビオート)のヴェノムが寄生。両者が徐々に相棒としての関係を築きあげ、立ちはだかる敵に挑んでいく姿を描く「ヴェノム」シリーズ。2018年に公開された第1作は全世界興収8億5000万ドルを突破。続く第2作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(21)もコロナ禍の影響が残る2021年秋に公開されながら、全世界興収5億ドルを超える大ヒットを記録した。
第3作のストーリーは現時点では不明で、ハーディを除く前作までのキャストの登場や、スパイダーマンの登場についてもまだ正式には明らかになっていない。メガホンをとるのはシリーズ前2作で脚本を務めたケリー・マーセル監督で、脚本は前作に続いてマーセルとハーディが共同で執筆。新キャストとして「マレフィセント」シリーズのジュノー・テンプルと『それでも夜は明ける』(13)のキウィテル・イジョフォーが出演するとのこと。
先日『マダム・ウェブ』(公開中)が公開されたばかりのSSUは、今後アーロン・テイラー=ジョンソン主演の『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024年公開)が控えており、本作はその次の公開となる。製作発表段階から様々な憶測が飛び交っていた『Venom: The Last Dance』で、SSUはどのような拡大を見せるのか。続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬