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バディ解散危機!?トム・ハーディVSヴェノム大げんかシーンのモチーフは喜劇王バスター・キートン

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バディ解散危機!?トム・ハーディVSヴェノム大げんかシーンのモチーフは喜劇王バスター・キートン

全世界で大ヒット中のトム・ハーディ主演『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(12月3日公開)より、ヴェノムVSエディの激しすぎるファイトシーン映像が解禁となった。

スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪“ダークヒーロー”として誕生し、全世界興行収入940億円を超える大ヒットを記録した『ヴェノム』(18)の続編となる本作には、マーベルコミック上でスパイダーマンとヴェノムが共闘して戦いを挑むレベルの強さを誇るヴィラン、カーネイジが登場。連続殺人鬼クレタスの狂気を取り込んで覚醒したカーネイジの計り知れない残虐性が世界を混乱に陥れ、その狂気がヴェノムに襲い掛かる!

解禁となった映像は、まるで恋人同士のような大げんかを繰り広げるヴェノムVSエディのファイトシーン。「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生していたヴェノムだが、自身の欲求を抑えられない。そんなヴェノムの行動に我慢の限界を迎えたエディは「耳元で1日中悪人を食わせろとか、アンに会わせろとか俺の生活を壊すな!」と詰め寄るが、ヴェノムは「幸運にもお前はオレに選ばれた」と言い返す。するとエディはみるみるうちにヒートアップし、容赦なく心無い言葉を投げつけていく。黙って聞いていたヴェノムが反撃を開始。強烈な頭突きをお見舞いし、「ゴメン!」と優しさを見せたかと思いきや、怯んだエディにさらにトドメの一発を浴びせると、エディは悲鳴をあげ、あまりの痛さに歪んだ表情を見せる。共生関係に終止符を打つべく、解散の危機すら案じてしまうほど、激しい大ゲンカのシーンとなっている。

このシーンを担当したファイト・コーディネーターのジョージ・カービーは「参考にしたのはバスター・キートン」とコメント。なんと2人のファイトシーンはチャールズ・チャップリンやハロルド・ロイドと並び、世界三大喜劇王と呼ばれるバスター・キートンをモチーフにしたことを明かしている。


喜怒哀楽を表に出さない「偉大なる無表情」が特徴のバスター・キートンのように、本映像ではヴェノムが表情を一切崩さずエディとバトルする様子が収められており、制作スタッフたちの本作に込めた想いが伝わってくるシーンとなっている。この大げんかがどこまでヒートアップするのか、結末とともにスクリーンで見届けたい。

文/タナカシノブ

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