アクションレジェンドの“人生の集大成“!ジャッキー・チェン最新作『ライド・オン』日本上陸
ジャッキー・チェンの人生の集大成といえるアクション超大作『ライド・オン』が5月31日(金)に日本公開決定。このたび、本作のポスター、本予告が解禁となった。
“世界のアクションレジェンド”としてエンタテインメント界を牽引してきたチェンだが、今年で『燃えよドラゴン』(73)、初主演作「タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道序章」から50年を迎える。そして『ドランクモンキー 酔拳』(79)の日本初上陸からは45周年、そして今年でチェンは70歳。本作はそんな節目の年に贈る彼の集大成的作品だ。中国で2023年4月に公開されると、公開2週目で1位、興行収入は1.5億元(約30億円)を超える大ヒットを記録した。
チェンが演じるのは、かつて香港映画界伝説のスタントマンと言われたが第一線を退き、愛馬のチートゥとともに、エキストラなどの地味な仕事をこなしながら生活する男、ルオ・ジーロン。彼は、債務トラブルをきっかけにチートゥが競売にかけられる危機に瀕してしまい、借金とりに追われることに。遠縁になっていた法学部の学生である1人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)に、苦肉の策で助けを求めたところ、彼のもとに転機となる話が舞い込んでくる。「愛馬と映画を撮ろう」それはルオに再びスタントマンとして、危険な撮影現場に立ってほしいという話だった。再起をかけて、昔ながらの体を張った危険なスタントに入れ込む父の姿が描かれていく。
また、本作のオリジナルデザインのムビチケ前売券(カード)が3月22日(金)より発売されることも決定。その特典は、『プロジェクトA』(83)ほか、これまでのチェン主演作品の場面カットをふんだんに使用した「集大成龍カード」。ここでしか手に入らない50周年記念を彩った限定カードとなっている。
さらに、引退を発表したレジェンド声優、石丸博也が本作のために限定復活することも決定。石丸は、これまでチェン作品のほぼ全ての出演作で吹替を担当していたが、2023年3月末をもって声優業引退を発表していた。しかし今回、50周年記念の本作のために、日本語吹替版として復活。往年のテレビのイメージのまま、伝説の声が“レジェンド吹替版”として劇場上映される予定だ。
チェンは相棒の馬とどのような物語を繰り広げるのだろうか?チェンのアクションの歴史がつまった「人生の集大成」をぜひ劇場で目撃してほしい。
文/鈴木レイヤ