鈴木達央&島崎信長「テンション上がってます!」Netflix映画『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』制作が決定

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鈴木達央&島崎信長「テンション上がってます!」Netflix映画『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』制作が決定

東京ビッグサイトで開催中の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」にて3月23日、Netflixのスペシャルステージが開催され、「T・P ぼん」で並平凡役を演じる若山晃久、「ライジングインパクト」で七海ガウェイン役を演じる久野美咲、「ケンガンアシュラ」で十鬼蛇王馬役を演じる鈴木達央が出席。Netflixで配信中の格闘アニメ「範馬刃牙」と「ケンガンアシュラ」がコラボレーションし、Netflix映画『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』(6月6日より独占配信)となって登場することが発表された。

島崎信長、テンション上がってます!
島崎信長、テンション上がってます!

『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』では、地下闘技場の最年少チャンピオン、範馬刃牙と、企業同士が利権を賭けて戦わせる“拳願仕合”の闘技者、十鬼蛇王馬の戦いが描かれる。範馬刃牙役の島崎信長からビデオメッセージが届き、ステージにいた十鬼蛇王馬役の鈴木と声を合わせる形で、本作の制作が発表された。

【写真を見る】「ケンガンアシュラ」で十鬼蛇王馬役を演じる鈴木達央、「AnimeJapan 2024」のステージに登場!
【写真を見る】「ケンガンアシュラ」で十鬼蛇王馬役を演じる鈴木達央、「AnimeJapan 2024」のステージに登場!

島崎は「熱くて、分厚い作品同士のコラボが決まり、すごくテンションが上がっています!」と大喜び。コラボレーションのきっかけとなったのは、2020年に両作のコラボアートが実現したこと。鈴木は、制作の経緯について「両者の編集者のお二人と、僕と信長で、ご飯に行く機会があって。(コラボアートの)これだけで終わりなんですか。作品をやるというのもおもしろくないですか。Netflixさんという媒体で、一つの形を残している作品たちだったので、クロスオーバーするのもおもしろいんじゃないか、という話になった。実際に企画が立ち上がり、約4年の時間をかけてこういった形になりました」と説明。「範馬刃牙」と「ケンガンアシュラ」の「どちらの時系列にも反作用しないように考えられている」と脚本に惚れ惚れとしながら、「すごく丁寧に描かれている。この1本でも楽しめる」とアピールしていた。

「T・P ぼん」で並平凡役を演じる若山晃久
「T・P ぼん」で並平凡役を演じる若山晃久

「T・P ぼん」は、1978年から連載された藤子・F・不二雄のSFコミックを初めてシリーズアニメ化したもの。中学生の並平凡が、ひょんなことからT・P(タイムパトロール)隊員となり、不幸な死を遂げた人々を救っていくSFストーリーだ。ステージでは、新キャストとしてブヨヨンを宮野真守、安川ユミ子役を黒沢ともよが演じることが発表された。アフレコは無事に終えたそうで、若山は「めちゃくちゃすごいキャストの皆さんが揃っているなか、僕が放り込まれて。皆さんからいろいろな刺激をもらって、成長をさせてもらった現場です。ひたすら勉強させていただいた」と充実感もたっぷり。「1話完結という感じで話が進んでいくので、ゲストキャラみたいなキャラクターもいっぱいでてくる。そちらにもすごいキャストの皆さんが出てくるので、楽しみにしてほしい」と呼びかけていた。


「ライジングインパクト」で七海ガウェイン役を演じる久野美咲
「ライジングインパクト」で七海ガウェイン役を演じる久野美咲

そして「ライジングインパクト」は、「七つの大罪」の鈴木央による同名漫画の初のアニメ化。特別な才能(ギフト)をもつ天才ゴルファーたちの常識を超えたバトルを描く。久野は「本当にうれしかった」とガウェイン役に決定した瞬間を回想。「アニメで男の子役をがっつりやる機会があまりなかったので、ガウェイン役でがっつりと男の子のお芝居ができるのがうれしかったです」と目尻を下げた。こちらもアフレコを終えているという。新キャスト情報として、トリスタン役を江口拓也、クエスター役を梶裕貴が担当することも伝えられたが、久野は「トリスタンは、ガウェインたちにとっての驚異的な存在。胸に情熱を秘めているけれど、表は冷ややかでクール。江口さんがすごく魅力的にお芝居をされている。クエスター役の梶さんも、ライバル心があるけれど、実は心のなかは繊細という役を、すごく緻密にお芝居なさっている」と絶賛。梶とは「七つの大罪」でも共演していたこともあり、「『七つの大罪』では、メリオダスとホークという相棒としてずっとお芝居をさせていただいていた。今回はライバルという立ち位置で共演できたのが、うれしかったです」と喜びをかみ締めていた。

※島崎信長の「さき」は「たつさき」が正式表記

取材・文/成田おり枝

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