内田理央、レニー・ハーリン監督に「山や砂漠にトイレはあったんですか?」と直撃!
ジャッキー・チェン主演のアクションコメディ『スキップ・トレース』(9月1日公開)のジャパンプレミアが8月22日にTOHOシネマズ日本橋で開催。来日したレニー・ハーリン監督、内田理央、ジャッキーちゃんが舞台挨拶に登壇した。内田はレニー・ハーリン監督に「映画はとっても興奮させていただきました」と言った後「山や砂漠などいろんな場所で撮影したと思いますが、トイレはあったんですか?」と質問して笑いをとった。
レニー・ハーリン監督は「トイレはなかったです。どこか隅の方でしてくれという感じで」と笑うと、内田は「大変!過酷な撮影だったんですね」と驚いた。
『ドリヴン』(01)の撮影時以来17年ぶりの来日となったレニー・ハーリン監督。初タッグを組んだジャッキーとの仕事については「実は『ラッシュアワー』(98)は僕が監督するはずだったけど、スケジュールが合わず、その後の映画も実現に至らなかった。今回3回目のご縁でようやく夢が叶いました」と喜んだ。
さらにジャッキーについて「彼は傘を蹴り上げてそれをキャッチするようなありえないアクションをやるでしょ。でも、それは彼の技術が卓越しているからじゃなくて、粘り強いから。彼が150回くらいやってやっとできたカットが映画に登場しているんだ」と称えた。
その後、ジャッキーちゃんが大マトリョーシカの中からサプライズ登場。内田と共に監督の前でジャッキーのアクションを披露し、会場を盛り上げた。
『スキップ・トレース』は、ジャッキー・チェン演じる香港警察の刑事とアメリカ人詐欺師の相性最悪なコンビが、なぜか一緒に世界中を逃げまくることになるバディアクション映画。『ダイ・ハード2』(90)や『クリフハンガー』(93)などのレニー・ハーリンが監督を務め、ジャッキー・チェンの歴代最高のヒット作となった。【取材・文/山崎伸子】