公開25周年記念『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』初の4K特別上映決定!特典はオリジナル版新ポスター
1977年全米公開の『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』以来、全世界を熱狂の渦に巻き込んできた「スター・ウォーズ」シリーズ。1999年の劇場公開から25周年を迎える新3部作の1作目『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』が、「スター・ウォーズ」の日を含む5月3日(金・祝)~6日(月・祝)の4日間限定で、全国25の劇場にて初の4K(字幕スーパー版)で特別上映されることが決定した。あわせて、公開当時の興奮が蘇る25周年記念オリジナル版の新ポスターが入場者特典として配布されることも発表された。
「スター・ウォーズの日」は、シリーズの名台詞「May the Force be with you.(フォースとともにあらんことを。)」にちなんだ5月4日(May the 4th)のこと。この日を含む4️日間に、「ファントム・メナス」の感動をもう一度味わうことができる。1983年に旧3部作の完結編となる『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』が公開されて以来、16年ぶりの新作として劇場公開された同作。当時、世界的大ヒットを記録した「スター・ウォーズ」の新作が、シリーズ生みの親ジョージ・ルーカスの手によって再び描かれたことに世界中が大興奮した。
ハリウッドスターの手形が刻まれていることで有名なグローマンズ・チャイニーズ・シアターには、公開の1か月以上前からファンによる長蛇の列ができ、日本でも芸能人が150人以上集まる大規模なプレミア試写会が行われ、公開当日にはコスプレしたファンが映画館に殺到した。「スター・ウォーズ」のキャラクターのボトルキャップ付きで発売されたペプシコーラは、発売元のサントリーが2500万本を準備していたものの生産が追いつかなくなるほどの人気ぶりで、公開前から世界中で社会現象が巻き起こされた。本作の現在(3月26日)までの興行収入は127億円を超え、全世界の興行収入は10.27億ドル(Box office mojo調べ。3月26日現在)を突破する大記録を打ち立てており、いまでも愛され続ける作品の1つだ。
本作で描かれるのは、のちに銀河を支配するシスの暗黒卿ダース・ベイダーが、辺境の惑星に住む貧しい少年アナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)だったころの物語。やがてアナキンの師匠となるオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)や、アナキンがダークサイドに堕ちるきっかけの1つとなる最愛の妻パドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)との出会いが描かれており、「スター・ウォーズ」の歴史を語る上でも重要な1作となっている。
特別上映の入場者特典として配布される新ポスタービジュアルには、若かりし日のオビ=ワンがジェダイ・マスターの師匠クワイ=ガン・ジンとともにライトセーバーを構えてパドメを守る姿が写しだされ、その背後には、本作で最大の敵となるダース・モール(レイ・パーク)が不気味に浮かび上がっている。知られざる幼いアナキンの物語はもちろん、オビ=ワンとクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)が二刀流のダース・モールと繰り広げた大迫力のライトセーバー戦など、当時の全世界が歓喜した名シーンをぜひ大スクリーンで体感していただきたい。そんな世界中の SWファンから期待が高まる本作のチケット発売については後日発表予定なので、続報を待とう。
文/山崎伸子