オースティン・バトラーがダーレン・アロノフスキー監督とタッグ!『Caught Stealing』で元野球選手役に挑戦
『エルヴィス』(22)で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、現在世界中で大ヒットを記録している『デューン 砂の惑星PART2』(公開中)ではフェイド=ラウサ役を演じているオースティン・バトラー。各方面からオファーが殺到している彼が、今度はダーレン・アロノフスキー監督とタッグを組むことがわかった。「Deadline」が報じている。
バトラーとアロノフスキー監督がタッグを組む作品のタイトルは「Caught Stealing」。マーベル作品の作家としても知られ、ドラマシリーズ「ゴッサム」で脚本兼プロデューサーを務めたチャーリー・ヒューストンの同名小説を原作にした同作は、1990年代のニューヨークを舞台に、燃え尽き症候群の元野球選手ハンク・トンプソンがダウンタウンの暗黒街を生き抜くための激しい戦いに巻き込まれていく姿を描く物語。
ソニー・ピクチャーズが製作を務め、原作者であるヒューストンが脚本を担当。バトラーが主人公のハンク・トンプソン役を演じるとのこと。アロノフスキー監督は「ソニー・ピクチャーズの旧友たちとチームを組み、チャーリーのアドレナリンまみれのローラーコースターに命を吹き込むことにとてもワクワクしています。オースティンやニューヨークの仲間たちとこの仕事を始めることが待ちきれません」とコメントしている。
前作『ザ・ホエール』(22)が高評価を獲得したアロノフスキー監督は、ジャレッド・レトと20年以上ぶりにタッグを組み鈴木光司の「漂流船」を映画化する『Adrift』や、A24とのタッグでイーロン・マスクの伝記映画を手掛けることなどがすでに報じられている。今後本格的に動きだすであろう注目のタッグ、その動向から目が離せない!
文/久保田 和馬
作品情報へ