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『デューン 砂の惑星PART2』ティモシー・シャラメがサンドワームを乗りこなす本編映像

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『デューン 砂の惑星PART2』ティモシー・シャラメがサンドワームを乗りこなす本編映像

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)のティモシー・シャラメが主演を務める、運命の恋と復讐、そして全宇宙の命運を賭けた最終決戦を描く『デューン 砂の惑星PART2』が本日より公開中。公開にあわせ、本編ライドシーンの一部が特別公開された。

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【写真を見る】砂漠の民のリーダー、スティルガー[c] 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIMAX[R] is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.

その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる惑星デューンを舞台に壮大な宇宙戦争を描いた「デューン 砂の惑星」。2021年に劇場公開されると、その完璧な映像体験が世界中から絶賛され、全世界で4億ドルを超す大ヒットを記録。最新作となる本作では、ハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者ポール(シャラメ)の復讐がついに幕を開ける。

3月1日からはアメリカを含む72の国と地域で公開を迎え、初日3日間のオープニング興行収入は、全米では前作『DUNE/デューン 砂の惑星』(21)が記録した4100万ドルを上回る8250万ドル、全世界累計でも1億8250万ドルという今年No.1の特大ヒットスタートを切っている。

到着した映像は、シャラメ、ゼンデイヤ、オースティン・バトラー、フローレンス・ピューら豪華メインキャストたちが、前作に引き続き描かれる壮大な「デューン」の物語や、メガホンを取ったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督をあらためて称賛する様子からスタート。その後、主人公ポールが「デューン」のシンボルともいえる巨大砂虫サンドワームと対峙するシーンが続いている。

宿敵ハルコンネン家と皇帝の親衛軍による猛攻を受け砂漠に逃れたポールは、砂漠の民チャニ(ゼンデイヤ)や彼らのリーダー・スティルガー(ハビエル・バルデム)のもとで戦士として訓練を詰んでいた。やがてポールは、砂漠の民として認められるための通過儀礼として、彼らにとって神聖な存在であるサンドワームを乗りこなすべく、真正面から対峙することに。チャニやスティルガーら砂漠の民たちが見守るなか、意を決して砂丘を上っていくポール。規則的な振動音に反応するサンドワームの習性を利用し、装置をセットして出現を待ち構えるが、やってきたのはスティルガーたちも驚愕するほどの巨大な個体だった。

砂埃を上げものすごいスピードでサンドワームが接近するなか、ポールは両手にフックを構え、走行を続ける巨体めがけて決死のダイブ。嵐のような砂埃を全身に受けながらフックをサンドワームの外皮に引っ掛け、振り落とされぬよう必死にもがき続けるポール。はたして彼は見事巨大サンドワームを乗りこなせるのか、そして砂漠の民の一員として認められることができるのか?迫りくるサンドワームの圧倒的な迫力や、ポールと共に巨体にしがみついているような気分を味わえる抜群の“ライド感”は、まさに映画館の大スクリーンで体感するのにうってつけなシーンとなっている。

前作でも強烈なインパクトを残したサンドワームだが、最新作となる本作ではさらにスケールアップし、登場シーンも増加。すでに先行上映で本編を鑑賞したファンからも大絶賛の声が相次いでいる。そんなサンドワームのシーンの撮影は、3か月以上かけて行われ本物の砂丘がある砂漠で実施されたという。ポール役のシャラメは、実際に高さのあるサンドワームのセットからぶら下がり、回転台を使って高速で移動するサンドワームにしがみつくシーンを熱演。「サンドワームに乗るシーンは、ポール砂漠の民たちに受け入れてもらうきっかけとなる、とても重要な瞬間です。完璧なシーンに仕上げなければならなかったので、とても複雑で撮影は困難を極めました」と過酷な撮影を振り返っている。重要シーンを完璧にするため、スタッフの熱意と技術、そしてティモシーの努力の甲斐あって、サンドワームを乗りこなす際の危険度が伝わるような臨場感あふれるシーンが完成した。

なお本作では、ポールのほかにもサンドワームに乗って移動するキャラクターたちが登場するが、サンドワームに乗る俳優は全員、「ドゥニ・ヴィルヌーヴのサンドワーム乗り教室」で指導を受けている。これは、子どもの頃から原作小説を愛読し、サンドワームを乗りこなす姿がどう見えるべきか明確なビジョンを持っているヴィルヌーヴ監督だからこそ、実演できたレクチャーなのだという。製作を務めたタニヤ・ラポワンテは、「ヴィルヌーヴ監督は、砂漠の民道具であるフックを使って手綱のように操ります。その手は、離れすぎても近すぎてもいけない。監督は正確な位置を知っていて、本当にすごいと思いました」と、“サンドワーム乗りの名手”としての監督を絶賛している。監督、キャスト、スタッフが並々ならぬ思いで作り上げた渾身のサンドワームシーンは、今回の映像以外も多数登場。ぜひ映画館で体験してみてほしい。


映画本編では、ついに迎える最終決戦、全宇宙を巻き込んだ戦いの行方が描かれる。戦いの向かう先は“希望”かそれとも“破滅”か。はたしてポールたちの運命は?2024年最大のスケールで描かれる『デューン 砂の惑星PART2』を、ぜひ劇場で体験してほしい。

文/サンクレイオ翼

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