「名探偵コナン」劇場版最新作で明かされる怪盗キッドの秘密に、山口勝平が「『えっ』て声が出た。それくらい衝撃的」と告白!大泉洋はコナンにクレーム!?

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「名探偵コナン」劇場版最新作で明かされる怪盗キッドの秘密に、山口勝平が「『えっ』て声が出た。それくらい衝撃的」と告白!大泉洋はコナンにクレーム!?

「名探偵コナン」の劇場版最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)のファンミーティングイベントが4月7日にベルサール渋谷ファーストで開催され、高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、山口勝平(怪盗キッド役)、堀川りょう(服部平次役)、大泉洋(川添善久役)が登壇。試写会が行われず、いまだベールに包まれた本作の見どころについてそれぞれが語った。

【写真を見る】高山みなみ、コナンくんと一緒にランウェイを闊歩!
【写真を見る】高山みなみ、コナンくんと一緒にランウェイを闊歩!

青山剛昌による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは104巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破。さらに、テレビアニメシリーズも放送1000回を超えるなど、破竹の勢いを続けている「名探偵コナン」。シリーズ27作目となる本作は北海道の函館を舞台に、とある財閥の収蔵庫に“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届いたことから物語がスタート。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、時を同じくして刀に関係する殺人事件が巻き起こる。

 堀川りょう&服部平次、ポーズを決めてフォトセッション
堀川りょう&服部平次、ポーズを決めてフォトセッション

この日はランウェイを通って、ファンからの大歓声を浴びながらキャスト陣が登場。コナンと手をつないでランウェイを歩いた高山は「初めてのファンミーティングです!楽しんで行ってください」と挨拶。怪盗キッドの手によってフィルムが盗まれてしまい、コナン史上初、事前試写会を行わないこととなった本作だが、高山も「まだ観ていない。みんなと一緒に楽しみに待っている状態。いまが一番、絶好調にドキドキしています。みんなと一緒」だという。蘭役の山崎は「服部くんと和葉ちゃんをすごく応援している」と本作での気になる2人の恋について示唆。平次役の堀川も「すごく興奮している」と熱気あふれるイベントを喜びながら、これまであまり関わったことがない怪盗キッドと「冒頭から熱く戦わせてもらっています。チャンバラ、アクションシーンもお楽しみいただけたら」とこちらも本作のヒントをチラリとのぞかせた。

怪盗キッドの真実とは?
怪盗キッドの真実とは?

今回のポスターには「ついに明かされる、キッドの真実」というキャッチコピーが掲げられており、原作でもまだ明かされていない“ある秘密”が明かされると予告されている。キッド役の山口は「ホンを一番最後まで読んでいた時に、普通に『えっ』て声が出た。それくらい衝撃的な真実が語られる」と気になる一言。「劇場で観た人も何人かは声が出ると思うので、『あ!』と思ったら出しちゃっていいと思います」と話していた。また函館で行われた本作のイベントには、大泉と一緒に参加していた山口。「本当に楽しい方。バスのなかでずっと怪盗キッドの練習をしていた」と移動中の大泉の様子を暴露した。

大泉洋、実写版キッドに名乗り?
大泉洋、実写版キッドに名乗り?

すると大泉が「モノマネをしちゃうんです。だいたい怪盗キッド(のモノマネ)、できるようになりました」と自信をにじませて、会場は拍手をしながら大笑い。さらに大泉は、隣にいた着ぐるみの怪盗キッドの後ろ髪を見ながら「改めて知ったのは、怪盗キッドの後ろ姿を見ると結構な天パだなと。背丈も同じくらい」とシンパシーを感じている様子で、司会から「ぜひ実写版の際は…」と提案されると、「ほぼほぼ怪盗キッドの同じ声を出せるんじゃないか」とやる気を見せた。しかしこれには山口から「高いところから飛び降りないといけない」、高山からも「高校生です」とツッコミが入るなど、息の合ったトークに再び会場は大爆笑だった。

「やたら飛ぶサッカーボールをバーン!と蹴って!」とクレーム
「やたら飛ぶサッカーボールをバーン!と蹴って!」とクレーム

こよなく愛する北海道が本作の舞台となったが、大泉は「コナンくんが函館市をめちゃくちゃにする。函館市を破壊しすぎている。危ないことばっかりしていましたよ、この人」と函館を舞台に大暴れするコナンにクレーム。「君、しょっちゅうめちゃくちゃにするでしょ。やたら飛ぶサッカーボールをバーン!と蹴って。あとすごい速いスケボーみたいなやつに乗ったり」と続けながら、「函館市を愛する人間としては、だんだん腹が立ってきた」とボヤキが止まらない。本作には北海道警の刑事・川添善久役として参戦し、「舞台が函館というところで、『それはもうやらせてください』と。北海道を舞台にされたら出るんです。逆に言うと、もし出ていなかったらイラっとする。今回のコナンを観ても、函館が舞台なのに『なんで俺がいないんだ』と思っちゃう」と北海道愛を炸裂させ、周囲の笑いを誘った。会場を大いに盛り上げていた大泉だが、堀川は「すごく馴染んでいて、自然ですばらしかった」とその声優業についても大絶賛。大泉は「ありがとうございます!」と恐縮しきりだった。

取材・文/成田おり枝

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