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三森すずこの言葉に新人声優“NOW ON AIR”が「キャー!」と涙

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三森すずこの言葉に新人声優“NOW ON AIR”が「キャー!」と涙

湘南を舞台に女子高生たちの青春を描く長編アニメーション映画『きみの声をとどけたい』の初日舞台挨拶が8月25日にTOHOシネマズ新宿で開催され、声優ユニット“NOW ON AIR”(片平美那、田中有紀、岩淵桃音、飯野美紗子、神戸光歩、鈴木陽斗実)、三森すずこ、伊藤尚往監督が登壇。三森の言葉を受けて、“NOW ON AIR”のメンバーが感激の涙を流した。

第1回新世代声優発掘・育成プロジェクト「キミコエ・オーディション」の合格者によるユニット“NOW ON AIR”と三森が主要キャストを務める本作。女子高生たちが“声”を通じて新しい世界と出会っていく姿を描く。

オーディションから1年の月日を経て公開初日を迎えたが、なぎさ役の片平は「ついにこの日が来た。言葉に表せない気持ち。オーディションで名前を呼ばれたときを思い出しています」と会場を見渡し、「幸せ者だなと思います。ありがとうございます」と喜びを噛み締めるなど、メンバーが一様に感激の面持ちを見せた。

オーディションから“NOW ON AIR”の6人を見守ってきた先輩声優の三森は「1年の間で、6人がたくさんのことを経験してグンと成長した。それを間近で感じることができて、私にとってもみんなのおかげですごく濃い時間だった」と彼女たちの成長に感心しきり。「感無量です。油断すると涙がこぼれそう」と瞳を潤ませた。

アフレコでは「片平さんがリアルになぎさの年頃なので、片平さんのお芝居に引っ張られようと頑張りました。基準がここにいてよかった」と片平の姿から刺激を受けることもあったという三森。片平が「私も三森さんを後ろから見て、盗んでいた」と明かすと、三森は「ギブアンドテイクだね」と楽しそうに語っていた。

また“言霊”が映画のテーマとなることから、「今、叶えたい夢」を発表する一幕も。三森が「“NOW ON AIR”のライブに行きたい!」と6人の音楽活動に期待を寄せると、“NOW ON AIR”は「キャー!」と大喜び。みるみるうちにメンバーから涙があふれ出した。三森は「打ち上げパーティーでみんなが歌っているのを見て、なんてステキな人たちなんだろうと思った。みんなが醸し出す清楚系のオーラとピアノの演奏があいまって、すごくステキな空間だった」と絶賛していた。【取材・文/成田おり枝】

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