菅田将暉、撮影初日に会って3分後に濡れ場!「あれは良かった」

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菅田将暉、撮影初日に会って3分後に濡れ場!「あれは良かった」

菅田将暉とヤン・イクチュンのW主演で寺山修司の小説を映画化した『あゝ、荒野』(前篇10 月7日公開、後篇10月21日公開)の完成披露上映会が、8月27日に丸の内ピカデリーで開催。菅田らキャスト9名と岸善幸監督が舞台挨拶に登壇した。菅田と木下あかりは、いきなり撮影初日に濡れ場を演じたことを明かした。

ボクシングをモチーフにした本作ということで、菅田とヤン・イクチュンはグローブでパネルをぶち破って登場。舞台挨拶には菅田たちの他、木下あかり、モロ師岡、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリアらキャストも登壇した。

ヒロインを演じた木下が「(演じた)芳子は内に抱えるものが大きかったので精神的にきつかったです」と言うと、菅田は「俺ら濡れ場からだもんね」とねぎらう。

撮影初日に「はじめまして」と挨拶して、3分後には裸になっていたという2人。菅田は「そんなことある?」と会場に問いかけ、笑いを取った。

木下は「やっぱり緊張したんですが、初日で良かったなと逆に思いました。もう恥ずかしいものはないなと」と言うと、菅田も「あれは良かったね」とうなずいた。

菅田とヤン・イクチュンは、撮影の半年前に会った後、それぞれ自国でトレーニングを行った。菅田は「体重差があって、僕が50数kg、ヤンさんが70数kg。そこから僕は増量してヤンさんは減量し、半年後くらいには同じくらいの体重、60数kgになっていました」と告白。

韓国でトレーニングをしたヤン・イクチュンは「僕は菅田さんのボクシング映像を見て緊張しました」と言うと、菅田も「僕も。半年間全く会ってなかったので、向こうがどんなに頑張っているかは映像でしか知らなかったから」と切磋琢磨し合ったと語った。

『あゝ、荒野』は、生まれも育ちも違う2人の男が出会い、共にプロボクサーを目指していくという青春映画。菅田将暉と、映画監督としても活躍するヤン・イクチュンがW主演を務めた。【取材・文/山崎伸子】

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