ユアン・マクレガー親子が贈る感動作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』日本公開決定!
名優ユアン・マクレガーが実娘クララ・マクレガーとW主演を務める『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』が7月5日(金)より公開されることが決定した。
2023年サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で上映され、注目を集めたマクレガーと実の娘で俳優兼プロデューサーのクララが初のW主演にして親子役を演じた本作。2024年に映画デビュー30周年を迎える英国を代表する名優マクレガー。実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていた。そんなクララが最愛の父へ送った1つのラブレター、脚本をきっかけに本作が誕生。互いの人生の変化に傷つき、会わない時期もあった2人だが、ある日クララから脚本を渡されたユアンは「その美しさに度肝を抜かれた。(私たちの)実際の話ではないけれど、私たちのことを感じられる内容だったんです」と語った。
何年も疎遠だった娘のある出来事を機に、父は彼女をニューメキシコ州に旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しつつも、自分を捨てた父を許すことができずに反発を繰り返す。目的地が近づいてきた時、2人は互いが抱える問題と向き合うことになる。
ワールドプレミアとなったサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で絶賛を集め、アメリカではApple TVが配信権を即獲得(劇場はリミテッド公開)。日本では貴重な全国劇場公開となる。クララは、親子間の問題や大切な記憶をオリジナルのストーリーとして、同世代の女性脚本家たちとともに紡ぎ、製作はアカデミー賞ノミネート『パスト ライブス/再会』(公開中)、『キャロル』(16)のプロデューサー陣が名を連ねる。ジャネール・モネイの「PYNK」のMVでグラミー賞にノミネート、ゾーイ・クラヴィッツ起用のスーパーボウル・スポットを手がけるアメリカで最注目の気鋭、オランダ出身のエマ・ウェステンバーグが長編初監督を務めた。タイトルにもなった英国の歌姫レオナ・ルイスの名曲「Bleeding Love」をはじめ、どこか懐かしいサウンドとファンタジックな映像で彩る、愛おしい物語が誕生した。
今回解禁されたのは、青いトラックでアメリカ南西部を旅する2人と、BLEEDING LOVEのロゴが印象的なポスタービジュアル。2人をトワイライトの光が美しく照らし、幻想的なきらめきが景色を彩る。LOVEの文字の中に浮かび上がる「大嫌いなパパを、愛してる」のコピーが、複雑な親子の愛の物語を予感させるビジュアルとなっている。
映画デビュー30周年を迎えるマクレガーと実の娘の事実から生まれた感動作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』。公開を楽しみに待ちたい!
文/サンクレイオ翼