大阪コミコン2024で抑えておきたいスポットを一挙紹介!貴重な映画小道具や『デッドプール』関連のフォトスポットも
インテックス大阪にて開催中のポップ・カルチャーの祭典「大阪コミックコンベンション 2024」(略称:大阪コミコン2024)。本イベントの見どころと言えば、アメコミや映画に関連した企業ブースの出展、劇中で実際に使用されたプロップ(小道具)が展示されていることも見逃せない。イベント2日目、3日目に来場する人たちに向けて、立ち寄ってみてほしい大阪コミコン2024の注目スポットを紹介していきたい。
映画ファンとしてまず抑えておきたいのが人気作品に登場する乗り物の展示。ティム・バートン監督×マイケル・キートン主演の『バットマン』(89)のバットモービル、クリストファー・ノーラン×クリスチャン・ベール主演の『ダークナイト』(08)のバットポッドといった「バットマン」に登場するビークルはやっぱりカッコいい。
さらに、東京&大阪コミコンの顔でもある『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(89)のデロリアン、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(20)のアストンマーティンも置かれているのだが、なんと今回は初の試みとしてこの2台に乗っての撮影会も行っているという。1回につき1000円で、18歳以下は無料とのこと。名作の名車との共演はぜひとも外せない。
車関連では、8月31日(土)に富士スピードウェイで開催予定の「FUELFEST TOKYO 2024」に先だって、同イベントに登場する車両の一部を展示。「ワイルド・スピード」シリーズのようなクールな車両が並ぶ姿は壮観だ。
東京コミコン2023で初出展された世界最大のコレクターズアイテム・オークションハウス「ヘリテージ・オークションズ」が大阪コミコンにも登場。実際の撮影で使用された『アイアンマン3』(13)のアイアンマン・マーク42や「マンダロリアン」シリーズのマンダロリアン/ディン・ジャリンが着用する撮影用ヘルメットをはじめ、「ハリー・ポッター」シリーズで使用されたハリー・ポッターの杖、トレーディングカード、コミック、ビデオゲームソフト、フィギュアなどのアイテムが並んでいる。
アメコミ、映画関連のブースでは、多彩なグッズがラインナップされていて来場者の目を引く。ワーナー・ブラザースからはDCブースのほか、「ハリー・ポッター」&「ファンタスティック・ビースト」シリーズのオフィシャル商品を専門に取り扱う「ハリー・ポッター マホウドコロ」が初出店。バットマン85周年記念アイテム、ブロマイドセットなどが販売されている「ロード・オブ・ザ・リング」のコーナーに加えて、マッツ・ ミケルセンが『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(22)で演じたグリンデルバルドのグッズだけを集めたコーナーもあるので、ミケルセンのファンはぜひ訪れてみてほしい。
ディズニーからはマーベルや「スター・ウォーズ」のグッズがバラエティ豊富に用意されているほか、7月26日(金)に日米同時公開を控える『デッドプール&ウルヴァリン』のスペシャルブースも。ムビチケ&オリジナルTシャツセットが数量限定で販売されている。
会場内には様々なキャラクターのスタチューやパネルが置かれ、フォトスポットとしても機能。上述の『デッドプール&ウルヴァリン』ブースには、高さ5mのデッドプールとウルヴァリンと記念撮影ができるスポットがあり、大きな存在感を放っている。
「ヘリテージ・オークションズ」のブースには、「スター・トレック」やマリリンモンローの衣装、『ターミネーター2』(91)の等身大フィギュアを設置した撮影スポットがあり、U-NEXTブースにもノーマン・リーダス主演のドラマ「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」の主人公、ダリル・ディクソンとテッド(「テッド」シリーズ)のパネルが並んでいるシュールなコーナーも。このほか、『デッドプール』(16)のプロモーションツアーで使用されたコスチュームも展示されているので、見つけた際はぜひチェックしてみてほしい。
会場を探索しながらお気に入りの作品やキャラクターのブースを見つけるのもコミコンの楽しみ方の一つ。一方、メインステージでは、来日セレブや最新映画のイベントが連日行われており、最終日の5月5日(日)にはホラー映画にフォーカスしたコミコンお馴染みの「大阪コミコン×MOVIE WALKER PRESS HORROR 大阪“怖(こわ)”コン」が予定されている。その第二部では清水崇監督の最新作『あのコはだぁれ?』(7月19日公開)のトークイベントも組まれており、清水監督と主演の渋谷凪咲も登壇する。ブースも回りながら、気になるステージにも足を運んでみよう。
取材・文/平尾嘉浩