乃木坂46西野七瀬「なぎなたは大きいし、重いし、難しかった」
小学館漫画賞を受賞したこざき亜衣の人気コミックを、乃木坂46のメンバーによる映画&舞台のダブルプロジェクトで放つ『あさひなぐ』。8月28日に映画『あさひなぐ』(9月22日公開)の完成披露上映会が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、西野七瀬、桜井玲香、松村沙友理、白石麻衣、伊藤万理華、富田望生、生田絵梨花、英勉監督が舞台挨拶に登壇した。主演の西野はなぎなたについて「大変でした。想像以上に大きいし、重いし、難しい」と苦労を語った。
西野は「年明けくらいから稽古を始め、撮影期間中も並行してやってたりしました。なぎなたは重くて大変やったし、足の裏の皮がめくれそうになったり、腕が筋肉痛になったりと苦労したけど、なぎなたを身をもって教わることができていい経験になりました」と笑顔を見せた。
松村は「みんなでいっしょになぎなたを始められ、スタッフさんも監督も毎回練習につきあってくれ、青春でした」と言った後「試合のシーンを撮る前日に、監督さんからちょっと変えたいと言われ、心が折れそうになりました。明日撮影できないかもと思って涙が出ました。でも、それを笑いながら監督さんは観てはった」と英監督に恨み節。
なぎなた部のエースを演じた白石は「とにかく強くなきゃいけないってことで『(演じた)真春ちゃんだけビシバシ厳しくいくからね』と言われて心が折れそうになったんですが、やっていくと楽しいし、できてくるとうれしくて、全然苦ではなかったです」とやりがいを感じた様子だ。
最後に映画に合わせ、スポーツドリンクの入った樽で鏡割りをし、イベントは大いに盛り上がりを見せた。
『あさひなぐ』は、なぎなたに青春の全てを懸けた少女たちの成長物語。主人公は、二ツ坂高校1年、東島旭(とうじま・あさひ)。中学まで美術部だった旭は「なぎなたは高校部活界のアメリカンドリーム!」という謳い文句に惹かれ、なぎなた部に入部する。【取材・文/山崎伸子】