フランスのマクロン大統領、メイク代は3か月で300万円越え!?
若く柔軟で、フェミニストとして知られるフランスのエマニュエル・マクロン大統領(39)が、就任3か月でメイクアップ代26000ユーロ(約338万円)を使用したとして、物議をかもしている。
ガーディアン紙によれば「5月に大統領に就任してエリゼ宮殿入りしてから、マクロン大統領は2度ほど、メイクアップ代として予算を計上。Natacha Mというメイクアップアーティストに、1度目は1万ユーロ(約130万円)、2度目は16000ユーロ(約208万円)の合計26000ユーロを支払ったとされている」。
「側近は『隠し事は何もない。急を要する事態の際に、メイクアップアーティストを呼んだが、今後メイクアップ代の予算は大幅に削減する』と主張している」という。
この代金には記者会見や外遊などの際のメイクアップ代が含まれているが、エリゼ宮殿の関係者がジャーナリストに語った話によれば「確かに高いですが、前任の大統領たちに比べればこれでも安い」のだとか。
地元紙の情報によれば、オランド元大統領は、メイクアップ代に3万ユーロ(約328万円)、薄毛のカットとドライに月々9895ユーロ(約12万9000円)も費やしていたが、エリス宮殿側は『美容師は、毎朝早起きをして大統領のヘアを整えなくてはならないし、必要に応じて1日に何度でもヘアを整えなければならないため』と正当性を主張しているそう。
その前のサルコジ大統領も、メイクに月々8000ユーロ(約104万円)を費やしていたと言われており、国民の血税で、ハリウッドセレブもびっくりの予算を当たり前のように計上していることになる。
史上最年少の中道派大統領として大いなる期待を背負っていたマクロン大統領だが、就任から100日あまりで支持率が急落。政治手法や振る舞いが傲慢と批判されていることから、今後は難しい舵取りを迫られそうだ。【NY在住/JUNKO】