ボブ・マーリーの命日に『ボブ・マーリー:ONE LOVE』から極上の歌唱シーンをお届け!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ボブ・マーリーの命日に『ボブ・マーリー:ONE LOVE』から極上の歌唱シーンをお届け!

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ボブ・マーリーの命日に『ボブ・マーリー:ONE LOVE』から極上の歌唱シーンをお届け!

全世界アルバム売上7500万枚以上を記録するなど数々の偉業を残したジャマイカ出身の伝説のアーティスト、ボブ・マーリーの音楽とメッセージ、そして知られざる激動の生涯を描く『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(5月17日公開)。このたび本作から、本日5月11日のマーリーの命日にあわせ、劇中の歌唱シーンの一部を収めた映像が解禁された。

【写真を見る】「ボブ漬けの毎日だった」キングズリー・ベン=アディルが些細な所作まで研究してボブ・マーリー役に挑む!
【写真を見る】「ボブ漬けの毎日だった」キングズリー・ベン=アディルが些細な所作まで研究してボブ・マーリー役に挑む![c] 2024 PARAMOUNT PICTURES

『あの夜、マイアミで』(20)のキングズリー・ベン=アディルがマーリーを演じた本作の舞台は1976年。ジャマイカでは独立後の混乱から政情が安定せず、対立する二大政党によって国民は分断されていた。政治闘争に巻き込まれたマーリーは、身の危険からロンドンへと逃れ、アルバムの制作に勤しみ世界的スターへの階段を駆け上がっていく。しかし一方でジャマイカでは、内戦の危機がすぐそこまで迫っていた。

このたび解禁されたのは、タイム誌によって“20世紀最高の音楽アルバム”に選ばれた伝説のアルバムの表題曲でもある「エクソダス」の歌唱シーン。マーリーがザ・ウェイラーズのメンバーとともにレゲエミュージックを奏で、その傍には妻リタが心地良さそうにサウンドに心を預けて身体を揺らしている様子が映しだされている。

マーリーを演じるため、減量はもちろんギターの弾き方やパフォーマンスを形作る独特な動きや音を学んだベン=アディルは「これほど長期間にわたって一つのことに没頭するのは初めての経験でした。ボブ漬けの毎日で、詩人のように話す彼の発言を本質的に汲み取るよう心がけていたら、1年以上かかってしまいました。でもそのプロセスによって、ボブの本当の声が聞こえるようになるのだと信じてほしい」と語る。


身体の使い方から指先の動きに至るまで精緻に再現されたベン=アディルのパフォーマンスに、マーリーの息子で本作のプロデューサーを務めたジギー・マーリーも太鼓判。是非とも劇場でその魂の歌声を味わい、楽曲に込められた力強いメッセージを受け取ってほしい。

文/久保田 和馬

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