ジャッキー・チェン、13年ぶりの来日で酔拳&生歌を披露!再会を果たしたジャッキーちゃん&日本のファンも大歓喜

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ジャッキー・チェン、13年ぶりの来日で酔拳&生歌を披露!再会を果たしたジャッキーちゃん&日本のファンも大歓喜

ジャッキー・チェンが6月11日、丸の内ピカデリーで行われた50周年記念アクション大作『ライド・オン』の舞台挨拶に登壇。チェンが公式に来日するのは、約13年ぶりのこと。「ジャッキー!」と拍手喝采が巻き起こるなか、日本のファンと久々の対面を果たしたチェンは「お久しぶりです」と日本語で挨拶し、笑顔を弾けさせた。

ジャッキー・チェン「お久しぶりです!」と笑顔で挨拶
ジャッキー・チェン「お久しぶりです!」と笑顔で挨拶

世界的アクションスターであるジャッキー・チェンが映画初主演を飾った『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道序章』(74)から50年、『ドランクモンキー 酔拳』(79)の日本初上陸から45年、ジャッキー生誕70年といういくつもの節目を迎える2024年。そんなメモリアルイヤーに公開となる本作は、チェンの人生の集大成とも言えるアクション大作。一線を退いたスタントマンが愛娘、そして愛馬と共に再びスタントに挑む姿を描く。舞台挨拶には、ラリー・ヤン監督、ものまねタレントのジャッキーちゃん、チェンの大ファンである中学生で、新宿ピカデリー限定となる本作の小・中学生入場料100円キャンペーンを発案した山田くんも出席した。

ファンとの対面に感激しきりのジャッキー・チェン
ファンとの対面に感激しきりのジャッキー・チェン

チェンが「映画観た?好き?」と日本語で語りかけると、ファンも「大好きー!」と応えるなど、5分で完売したという舞台挨拶は冒頭から大盛上がり。本作での海外プロモーションはこれまで実施されていなかったが、チェン本人たっての希望で特別に日本限定のプロモーションが実現。丸の内、六本木、池袋で3日間連続の舞台挨拶を行う。司会から「なぜ日本に来てくれたのか?」と問われたチェンは、「日本の皆さんはずっと応援してくれました。ついこの間は、私がいないのに誕生日パーティを開いてくれました」と熱心な日本のファンに感謝しきり。日本で食べたいものは「カニ、九州ラーメン、ワサビ」だと目尻を下げ、「コロナが終わってから、この3年の間に5本の作品に出演しました。これから次の作品の準備をしています。今年の10月にマカオでクランクインする予定です」と現状報告していた。

ラリー・ヤン監督もジャッキーの大ファンだ
ラリー・ヤン監督もジャッキーの大ファンだ

50周年記念のアクション大作となる本作は、ヤン監督の情熱に突き動かされて出演したというチェン。「本作は僕にとってもチャレンジでした。これまで、いろいろな役どころを演じようと思ってきました。今後も数年のうちに、僕はいろいろな映画に出演をして、いろいろな役をやると思いますよ」と衰えぬチャレンジ精神をみなぎらせた。ヤン監督は「私もジャッキーの大ファン。いつかジャッキーと映画を撮りたいという夢を抱いていました。撮影の最初の1週間は、ずっとジャッキーを見つめてしまいました」と打ち明けながら、「ジャッキーと馬のシーンも、力を入れて撮りました」と話していた。

山田くん、ジャッキー・チェンと握手!「めちゃくちゃかっこいい」
山田くん、ジャッキー・チェンと握手!「めちゃくちゃかっこいい」

さらにこの日は、チェンを愛してやまないゲストが2人登場した。「集まれ!小学生・中学生 はじめてのジャッキー・チェンキャンペーン」の発起人である山田くんは、憧れのチェンを目の前にして「ガチガチです」と緊張しきり。「めちゃくちゃかっこいい。スタッフの人にも気を配って、本当にステキな人。これからもずっと応援します!」とチェンへの愛をあふれさせ、「(本作は)5回観ました。オマージュシーンも隠されていて、何度観ても飽きない作品です。たくさんの人に観てもらって、ジャッキー・チェンを好きになってもらいたい」と熱弁した。チェンは「ハンサム!大人になったら役者になれると思います。教えますよ」と声をかけ、これには山田くんも「言われたらやるしかない!」と乗り気になっていた。

【写真を見る】ジャッキーちゃん、「拳を痛がるジャッキー・チェン」を本人の前で披露!
【写真を見る】ジャッキーちゃん、「拳を痛がるジャッキー・チェン」を本人の前で披露!

そして芸歴10周年を迎えたジャッキーちゃんは、約7年ぶりとなる本人との再会が実現した。チェンは「ますます似てきましたね。そっくりですね」とジャッキーちゃんを見つめ、「僕のスタントマンをやってください」と楽しそうにコメント。一方のジャッキーちゃんは持ちネタである「拳を痛がるジャッキー・チェン」について、「ご本人からレクチャーをしてほしいです」とお願いし、チェンの前でものまねを披露した。するとチェンは怒ったふりをしながら、ジャッキーちゃんを追いかけるようにして会場も大笑い。チェンは「酔拳を勉強したほうがいい」とアドバイスをし、なんと酔拳を実演するひと幕もあった。


ジャッキーちゃんは「勉強します!感無量!」と喜びつつ、「ものまねをされることについて、どのように思っていますか?」と気になっていた質問をぶつけた。チェンは「うれしいです。いいところも悪いところも真似してほしい。あなたはどちらかというと、僕の悪いところを真似していますね」とちゃめっ気たっぷりに笑い、ジャッキーちゃんが「これからもやっていい?」と尋ねると、チェンは笑顔で快諾。ジャッキーちゃんは「やったー!」と胸を躍らせていた。

ジャッキー・チェン、主題歌を熱唱
ジャッキー・チェン、主題歌を熱唱

フォトセッションの時間に本作の主題歌「青春故事(せいしゅんこじ)」が流れると、それに合わせてノリノリで歌い始めたチェン。最後にはマイクを持って熱唱をするなど、突然はじまった即興コンサートに会場は手拍子を鳴らして大歓喜。チェンは「皆さんのおかげで僕はチャレンジする力が湧いてきて、いろいろな映画に出演をしています」「長い間、応援してくれて本当にありがとうございます。皆さんのためにもどんどんいろいろな映画に出演して、毎年1本くらいは出演をして、また皆さんにお会いしたい」と希望しながら、「ジャッキー!」「ありがとう!」「大好き!」とファンからのたくさんの愛を受け取っていた。

取材・文/成田おり枝

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