ロバート・パティンソンが『SMILE/スマイル』の気鋭監督とタッグ!1980年代のカルトホラー『ポゼッション』をリメイクへ
「トワイライト」シリーズや『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)のロバート・パティンソンが、スマッシュヒットを記録したホラー映画『SMILE/スマイル』(22)のパーカー・フィン監督とタッグを組み、1980年代のカルトホラー『ポゼッション』(81)をリメイクすることがわかった。「The Hollywood Reporter」が報じている。
ポーランドの鬼才アンジェイ・ズラウスキー監督が手掛けた『ポゼッション』は、妻の浮気を知った男が調査を進めていくうちに、妻に憑依した奇怪な存在と対峙していくことになる姿を描いたスーパーナチュラルスリラー。イザベル・アジャーニとサム・ニールが共演し、アジャーニは同作の演技でカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞。以後カルト的人気を博し、近年では公開40周年を記念してデジタルリマスター版でリバイバル上映が話題を集めた。
今回の報道によれば、現在このプロジェクトの権利獲得に向けてA24やNetflix、パラマウント、ワーナー・ブラザース、ソニー・ピクチャーズが名乗りをあげているとのこと。フィン監督が自ら脚本とプロデュースを担当し、プロデューサーにも名を連ねるパティンソンは主演を務める見通しだが、詳細については脚本やスケジュール次第。オリジナルでアジャーニが演じた妻役のキャスティングについてはまだ明らかにされていない。
ポン・ジュノ監督の次回作『Mickey 17』で主演を務めるパティンソンは、俳優組合のストライキの影響で延期となっていた『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編の撮影が控えており、フィン監督は現在『SMILE/スマイル』の続編の撮影中。本作の本格的な始動時期は未定となっている。続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬
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