ドラマシリーズ「七夕の国」本予告映像&キービジュアルでは不穏な3つの謎が次々と浮き彫りに|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ドラマシリーズ「七夕の国」本予告映像&キービジュアルでは不穏な3つの謎が次々と浮き彫りに

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ドラマシリーズ「七夕の国」本予告映像&キービジュアルでは不穏な3つの謎が次々と浮き彫りに

ディズニープラスの「スター」で7月4日(木)より独占配信されるオリジナルドラマシリーズ「七夕の国」から本予告映像、キービジュアル、場面写真が解禁された。

【写真を見る】印象的なコピーが添えられたティザービジュアル
【写真を見る】印象的なコピーが添えられたティザービジュアル[c]2024 Disney and its related entities

本作は「寄生獣」や「ヒストリエ」などで知られる岩明均が1996年から1999年にかけて小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて不定期連載していた同名SFコミックを実写化するドラマシリーズ。出演は“物に触れず小さな穴をあける”という役に立たない超能力を持つ平凡な大学生の南丸洋二、通称ナン丸役に細田佳央太、丸神の里に住みナン丸を気に掛ける東丸幸子を藤野涼子、球体の力を悪用し“丸神の里”を追い出された幸子の兄、東丸高志を上杉柊平、ナン丸の通う大学で講師を務め丸神教授を探す江見早百合を木竜麻生、丸神の里で失踪した大学教授 丸神正美を三上博史、球体の力で日本中を恐怖に包む謎の男、丸神頼之を山田孝之が演じる。監督は「大豆田とわ子と三人の元夫」や『クレイジークルーズ』(23)でメガホンを取った瀧悠輔が担当する。

このたび解禁されたのは本予告映像。冒頭いきなり「ちょわああああああ!」という奇声とともに“物に触れず小さな穴をあける”役に立たない超能力を発揮する平凡な大学生ナン丸の姿から幕を開ける。その能力以外は平凡な日々で、後輩からは就職活動の心配をされる一幕も。そんな日常の和やかなシーンも束の間、物語の発端となる宙に浮く謎の●(まる)によって人の体がえぐられ消失してしまう衝撃的な怪奇事件が発生。ナン丸の通う大学の講師・江見早百合からナン丸の能力がその事件を起こした能力と「同じものだと思う」と告げられる。●の力に怯えながらも、ナン丸は自分のルーツがあると教えられた丸神の里と呼ばれる丸川町へ赴くことに。そこでは、ナン丸の能力を察し「あなたは手が届くものですよね。」と謎めいた一言を告げる東丸幸子と出会い、黒い球体を操る、明らかに人間を超越した能力を持つ幸子の兄、東丸高志からは「俺たちは選ばれた人間なんだよ」と、ナン丸と自分が特別な存在であることを示唆するシーンも。

そして、この旅の引率者でもある江見からは「この町は、何か隠している」と、ちりばめられた謎へと誘う一言が。幸子たちが毎夜苦しむ“町民だけが見る悪夢”、奇妙にも毎年6月に執り行われる“季節はずれの七夕祭り”、古えから他の干渉を異常に拒んできた“丸神一族の掟”、と球体の謎を解き明かす重要な3つの謎に関わるキーワードが次々と羅列され、時代を越えた不吉な陰謀をも仄めかす展開となっている。そして「悪夢を、終わらせる」という確信に満ちた使命を口にするの6本指の両手を持つ丸神頼之。激しい銃撃戦、さらにナン丸の手からも黒い●が作り出され、何者かと攻防を繰り広げる衝撃の展開。そして、最後には決して人間のものとは思えない恐ろしい異形のまなざしと、街中を覆うほど巨大な黒い●が不気味にぽっかりと浮かびあがり、まるでこの世の終わりかのような不吉さで締めくくられている。

さらに今回はキービジュアルと追加場面写真も同時解禁。「●の謎 触れたら、エグられる。」のキャッチコピーとともに、●の中に引きずり込まれたナン丸の後ろには目深に帽子をかぶったマスク姿の頼之、さらに“閉ざされた町”丸川町の山々と、そこで執り行われる不気味な儀式の灯。ナン丸をめぐる不穏な展開を大いに予期させるビジュアルとなっている。さらに追加キャストとして、今は亡き幸子の母・東丸由紀子を朝比奈彩、●によってさまざまなものがえぐられる事件を追う刑事・佐藤を石田法嗣、高志の力を利用して怪しげなセミナーを開く八木原昭を金田哲が演じる。

『七夕の国』は全10話で、7月4日(木)に1~3話、7月11日(木)に4~5話、7月18日(木)に6~7話、7月25日(木)に8話、8月1日(木)に9話、8月8日(木)に10話が配信となる。


壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化不可能」と言われ続けていた「七夕の国」。まもなく全貌が明るみになる本作を配信日当日にチェックしよう!

文/スズキヒロシ

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