「アガサ・オール・アロング」9月19日より配信スタート！最強の魔女の物語がはじまる

マーベルの最新ドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」が9月19日(木)よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信されることが決定。主人公アガサの姿を捉えた予告編とUS版キービジュアルが解禁された。

あらゆる魔術を操る“最強クラスの魔女”でありながら、挑発と裏切りが大好きな得体の知れないアガサ・ハークネス。数百年前から現代まで生き続けてきた魔女で、過去には黒魔術を使ったとして仲間の魔女から処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収することで力を覚醒させた。しかし彼女の真の恐ろしさはその圧倒的な魔術ではなく、裏工作の緻密さと、なにをしでかすかわからない厄介さにある。捉えどころがなく本心が読み取ることができず、おどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけなキャラクターだ。

ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で初登場したアガサ。序盤からいくつも怪しい点があったにもかかわらず、終盤に黒幕であると自ら明かすまで視聴者をも裏切り、騙し続けてきた。“スカーレット・ウィッチ”ことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)の強大な力を奪おうと、周到に正体を隠して近づいたアガサ。あらゆる裏工作を行い、自身が思う方向へ誘導するアガサは、ワンダたちの愛犬を事故に見せかけて殺したり、錯乱したフリをして相手にまんまと“気付き”を与えたりと、魔術だけでなく、言葉や演技を巧みに使い分けて周囲を翻弄していく。しかし、最後はワンダに力を奪われ、記憶を失ってしまったはずだった。

そんな彼女が主人公となった本作の予告編のなかでも、観る者にまでカオスをもたらしていく。冒頭では、なぜか警察官姿のアガサが殺人事件を捜査。しかし謎の女性に指摘をされたことで、魔女としてのアガサが正体を現す。そして映像ではその後、魔女アガサの真の姿とともに、驚きと恐怖に満ちた魔法ワールドの扉が開かれていく。

彼女の“裏工作”はタイトルでも発揮されており、本作の副題が「オール・アロング」に決定するまで、「The Darkhold Diaries」、「House of Harkness」、「Coven of Chaos」、「The Lying Witch with Great Wardrobe」と、計4回の変更が行われてきた。マーベル・スタジオ公式Xでの正式タイトル発表時には、この4タイトルにも触れられ、話題を集めていた。

アガサ役を務める、『スパイダーマン：スパイダーバース』(19)、『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』(22)のキャスリン・ハーンをはじめ、ドラマ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」のオーブリー・プラザ、ドラマ「HEARTSTOPPER ハートストッパー」のジョー・ロックといった、多彩な面々が出演。「ワンダヴィジョン」のジャック・シェイファーが製作総指揮を務め、各話のエピソード監督には、「ウェンズデー」のガンディア・モンテーロや、「ザ・ボーイズ」のスピンオフ「ジェン・ブイ」のレイチェル・ゴールドバーグが参加。さらには、『アナと雪の女王』(14)の名曲「レット・イット・ゴー」や『リメンバー・ミー』(18)の主題歌の作詞及び作曲で知られるクリステン・アンダーソン＝ロペス＆ロバート・ロペスが本作に新たな曲を書き下ろしたという。

はたして観る者さえも裏切る最強の魔女アガサの物語はどのように展開していくのか？配信日が待ち遠しい！

文/サンクレイオ翼