カン・ドンウォンが人々に憑依する悪鬼に立ち向かう!『憑依』予告映像&ポスタービジュアル
⼈間の体を転々としながら霊⼒を狩る悪⻤の恐怖を描くホラーエンタテインメント『憑依』(9月6日公開)。このたび、本作の予告映像、ポスタービジュアルが解禁となった。
同名タイトルの人気ウェブトゥーンを原作とし、昨年2023年に韓国で公開されると、公開初日から6日間連続で観客動員数第1位を記録し人々の話題をさらった本作。『別れる決心』(22)、『パラサイト 半地下の家族』(19)などで助監督を務めたキム・ソンシクがメガホンを取り、『ベイビー・ブローカー』(22)のカン・ドンウォンが主演を務める。
インチキ祈祷師のチョン博⼠(ドンウォン)は助⼿とともに⾔葉巧みに依頼⼈を騙し、除霊と称した儀式でお⾦を儲けていた。ある⽇、ユギョン(イ・ソム)という若い女性から、悪霊に取り憑いた妹を助けて欲しいという依頼が舞い込んでくる。いつものように偽の除霊を⾏おうとすると、妹の⼈間離れした動きと気配からチョン博⼠の持っていた鈴と七星剣が反応。実はチョンは伝統ある祈祷師の末裔で、とある過去の出来事をきっかけに素性を隠して⽣きていたのだった。チョンとユギョンはさらわれた妹を取り返す為に悪霊と対峙する。しかし霊の正体は古くから⼈間を器に次々と憑依して襲い来る悪鬼だった。
今回解禁されたのは、霊は視えないが悪⻤を祓える唯⼀の呪具を操るチョン博⼠が、少⼥の霊を祓う祈祷シーンから始まる予告映像。チョン博⼠が持つ、霊に反応する呪具“鳴らないはずの鈴”が鳴ったその時、邪悪な存在が明らかに。少⼥に取り憑いた霊の正体は、古くから⼈間の体を転々としながら霊⼒を狩る巨⼤な悪⻤。悪⻤がさまざまな⼈間に憑依しチョン博⼠へ襲いかかる。チョン博⼠が呪具扱い悪⻤と戦うアクションシーンも映る、⻤気迫る予告映像となっている。
さらに、7月17日(水)より開催される「祝祭の呪物展2024」に、映画本編でチョン博⼠が使った呪具(⼩道具)、“霊に反応して鳴る鈴”と“霊を貫通する事の出来る七星剣”、”悪霊を封印する護符(設経)”が展示されることが決定した。この呪具の制作を担当したのは、『ザ・コール』(20)などで、プロダクションデザインを手掛けたペ・ジョンユン美術監督。護符の表現に最も⼒を注ぎ、韓国に古くから伝わる⽂様で専⾨家が⼿作業で作った設経を使⽤し、七星剣と鈴は、伝統的なデザインにならいながらも、本作のストーリーに則した細密な細⼯を施した。
いつどこで誰に憑依するか分からない悪鬼の恐怖を描く『憑依』。はたしてチョン博士とユギョンは悪鬼を前にどのような戦いを見せるのか?本作の公開を楽しみに待ちたい。
文/サンクレイオ翼