デ・ニーロ、得意の下ネタでスコセッシ監督を過激祝福! レオも追従

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デ・ニーロ、得意の下ネタでスコセッシ監督を過激祝福! レオも追従

17日に行われたゴールデングローブ賞で功労賞を受賞したマーティン・スコセッシ監督を称えるため、監督の常連俳優ロバート・デ・ニーロとレオナルド・ディカプリオが壇上でスピーチ。デ・ニーロが、得意のジョークと下ネタで監督の業績を称えた。

スコセッシ監督とデ・ニーロは、『タクシードライバー』(76)、『レイジング・ブル』(80)など数々の名作を生み出してきた30年来の友人。『カジノ』(95)あたりからギャング映画の人気が衰退し、デ・ニーロの出番も少なくなったため、「マーティ(スコセッシ監督)と僕は、30年来の友人です。最初の20年間はふたりで多くの作品を生み出し、この10年間は、お互いを(賞で)紹介しあう中です」と少々自虐的ジョークでお互いの関係を説明した。

さらに、スコセッシ監督の映画にかける情熱については、「マーティは、映画と寝るし、映画を飲むし、映画を食べるんですよ。インターネットで、マーティが映画とセックスしているビデオが見られると聞いています。35ミリの(映画)リールのホットなことと言ったら」と過激な発言まで飛び出す始末。さすがのスコセッシ監督も少々ひきつり笑い、会場のゲストも反応に困っている様子だったが、「僕たちは、長年連れ添っている夫婦みたいなもんです。一緒に人生を築きあげ、素晴らしい思い出を共有した仲なんです。一緒に寝ることがないだけですよ」と最後までデ・ニーロ節でスコセッシ監督の功績を称えた。

代わって、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)に始まり、『シャッター・アイランド』(2月19日全米公開)まで4回に渡ってスコセッシ監督とタッグを組んでいるレオナルド・ディカプリオにバトンタッチしたが、レオも「明日には、マーティが映画とセックスしている映像がYouTubeで見られるかもしれませんね」と大先輩を後押しし、会場の笑いを誘った。しかしさすがにレオは、「スコセッシ監督は、最大の友人にして、最大の指導者。ベートーベンやシェイクスピアのように、後世まで名の残る偉大な監督だ」と誉め殺して受賞を祝福した。【NY在住/JUNKO】

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