「わたし、気になります!」映画『氷菓』のミステリアスな予告編が、ついに解禁

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「わたし、気になります!」映画『氷菓』のミステリアスな予告編が、ついに解禁

累計220万部を突破し、アニメ化や漫画化もされた、米澤穂信による学園ミステリー小説〈古典部〉シリーズ。その第1作である『氷菓』が、安里麻里監督によって実写映画化されることは既にお伝えした通りだが、この度、豪華キャストが米澤ワールドを完全再現した予告編が到着した。

主人公・折木奉太郎は「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」を信条とする省エネ主義の高校生。そんな彼が、ひょんなことから部員ゼロで廃部寸前の“古典部”に入部することに。

そこに入部してきたお嬢さま・千反田えるは、好奇心のかたまりのような少女だった。彼女に巻き込まれた奉太郎は秘められたその推理力で、33年前に学園で起きた、ある事件の謎を解き明かす事になってしまう。旧友の福部里志、伊原摩耶花も加わり、4人となった古典部の彼らは、事件の真相へと迫ってゆく。

折木奉太郎に山崎賢人、千反田えるに広瀬アリス。そして伊原摩耶花に小島藤子、福部里志に岡山天音という、フレッシュさ満点のキャストに加え、事件のカギを握る、高校生時代のえるの叔父に本郷奏多、彼らを見守る司書に斉藤由貴ら、実力派俳優陣が脇を固める。

この度解禁された予告は、原作ファンなら誰もが期待するであろう、えるの決めゼリフ「わたし、気になります!」の一言から始まる。省エネで無表情、その一方で天才的な閃きを感じさせるという奉太郎の複雑なキャラクターを、山崎賢人が見事に演じているのが見てとれる。

その後も、本作の謎を解くカギである“10年前に失踪した叔父”“学園から消された事件”“封印された文集に秘められたメッセージ”などが次々に描かれ、過去と未来の映像が交錯しながら複雑に絡まりあっていく。

ただの青春映画とは違う、ミステリアスな空気感が漂う本作の予告。タイトルである“氷菓”に込められたメッセージを知った時、これまでにない、苦くて甘い驚きが待っている。“謎解き青春学園エンタテインメント”と銘打たれた『氷菓』は、11月3日(金)に公開される。【Movie Walker】

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