小芝風花&津田健次郎が『ツイスターズ』4DX体験に大興奮!「映画のなかに入ったような感覚になれた」
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、7月19日に公開を迎えた北米では今年のサマーシーズンの実写映画としてNo.1の初日興収を叩きだす大ヒットスタートを切っている『ツイスターズ』(8月1日公開)。本作の「4D 爆風ジャパンプレミア」が7月21日にユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、日本語吹替版で主人公のケイト役の声を担当した小芝風花と、タイラー役の声を担当した津田健次郎が登壇した。
世界規模で異常気象が発生するなか、アメリカのオクラホマ州に突如として巨大竜巻が群れをなして襲来。ニューヨークで自然災害を予測し被害を防ぐ仕事に従事する気象学の天才ケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)は、竜巻へのトラウマがありながらも学生時代の友人ハビ(アンソニー・ラモス)からの依頼で故郷オクラホマへ。そこで出会った知識も性格も正反対の“竜巻チェイサー”タイラー(グレン・パウエル)らと共に、ケイトは無謀ともいえる“竜巻破壊計画”に挑むことに。
オリジナルキャストであるエドガー=ジョーンズとパウエルからのサプライズメッセージのあと、4DXで本作を鑑賞したばかりの観客たちの前に登場した小芝と津田。自分の名前がキャスト2人から呼ばれたことに感激しながら小芝は「圧倒されるというか迫力満点すぎます。4DXで観てくださった皆さんは、臨場感すごかったんじゃないでしょうか!とにかくワクワクしまくりましたね!」と大興奮。一方、津田も「観ていて本当にすごい楽しかったです。後ろからは風が吹いてくるし、前からは水が飛んでくる。すごいですよね!」と熱っぽく語る。
6年ぶりに海外映画の日本語吹替えに挑戦した小芝は「息が荒いシーンが多かったので、酸欠になりながら挑みました」とアフレコ収録の苦労を振り返り、「自分のお芝居じゃないので、デイジーの演技を見ながらタイミングを計って頑張りました」と自信たっぷり。それに対し、これまで数多くの作品で吹替え声優を務めてきた津田は「体当たり感といいますか、小細工一切なしで自分の持てる力をぶつけているのが感じ取れて、気持ちが伝わってきました。小芝さんはケイト役にとてもピッタリだなと思いましたよ」とあたたかな賛辞を送っていた。
さらに小芝は、「ライバル視していたタイラーと出会えたからこそ竜巻への火がついて勇ましく立ち向かえるようになったり、気が付いたら力強い味方になって一緒に戦っていたりと、2人の感情が変化していくところが素敵」と、ケイトとタイラーの関係性を見どころの一つとして挙げる。すると津田も「お互いに徐々に本質が見えてきて認め合えるところとか、ひとつひとつの心情が丁寧に描かれているところがエモい。ただの竜巻映画ではない奥深さを感じていただけると思います」とドラマ性の高さを力説。
そして、イベント前に体験した4DXの感想を訊かれた津田は「アトラクションに乗っている感じがしてすごくよくて、竜巻が登場するたびに緊張感が走る。それが何発も来るので楽しかったです」と凄まじいまでの臨場感&没入感に大満足の様子で語る。また、これが初めての4DX体験だったという小芝も「ミサイルにあわせて風が来たり、煙が出てきて砂ぼこりの感じが表現されていたり、映画のなかに入ったような感覚になれました。テーマパークに来たような気持ちになれて本当に楽しかったです」と、本作と4DXの相性のよさをアピールしていた。
文/久保田 和馬