スティーヴン・キング絶賛の追体験ホラー『悪魔と夜ふかし』日本上陸!予告編にはテレビ史上最恐の放送事故が…

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スティーヴン・キング絶賛の追体験ホラー『悪魔と夜ふかし』日本上陸!予告編にはテレビ史上最恐の放送事故が…

3月に全米で公開されたオーストラリア映画界から新たに誕生した異色ホラー『悪魔と夜ふかし』が、10月4日(金)より全国公開されることが決定。予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

【写真を見る】デヴィッド・ダストマルチャン演じるジャックがこちらを見つめるポスタービジュアル
【写真を見る】デヴィッド・ダストマルチャン演じるジャックがこちらを見つめるポスタービジュアル[c]2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES ALL RIGHTS RESERVED

本作は、テレビ番組の生放送中に起きた怪異を“ファウンド・フッテージ”スタイルで描き、全米でスマッシュヒットを記録したホラー映画。「シャイニング」「ミザリー」「IT」などの作品で知られるホラー界の巨匠スティーヴン・キングを始め、著名人やメディアもこぞって絶賛するなどアメリカでは大きな話題となった。

監督は、オーストラリアの鬼才コリン&キャメロン・ケアンズ兄弟監督。『エクソシスト』(73)、『キング・オブ・コメディ』(83)など70〜80年代の名作映画へのオマージュを盛り込みつつ、クール&レトロなビジュアルとリアルな映像演出で新たな恐怖を創出。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(21)のデヴィッド・ダストマルチャンが愛嬌と狂気が同居する複雑なキャラクターの主人公を怪演し、圧倒的存在感を放っている。

1977年10月31日。視聴率調査週間にあたるこの日、放送局UBCの深夜のトークバラエティ番組「ナイト・オウルズ」では、司会者ジャック(デヴィッド・ダストマルチャン)が、生放送のオカルト・ライブショーで人気低迷を挽回しようとしていた。霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い…怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露される中、目玉企画としてルポルタージュ「悪魔との対話」著者のジューン博士と本のモデルとなった悪魔が憑くという少女リリーが登場。視聴率獲得に必死のジャックは、“悪魔”を生出演させようと目論むが…。

この度解禁された予告編は、生放送のオープニング、霊能力者と観客とのやり取り、それをニセモノだと声高に指摘する元魔術師など、オカルトライブらしい物々しくもエンタメ感あふれるシーンから始まる。そして、メインゲスト「悪魔との対話」の著者ジューン博士とモデルの少女リリーが登場。一見可愛らしい佇まいのリリーだが、ジューン博士の手助けのもと、テレビ史上初の“悪魔の生出演”を実現させるという。ジャックや観客が見守る中恐ろしい形相に変貌し、まるで悪魔のように声も低くなったリリーの姿にスタジオは騒然。悪魔が憑依した少女による超常現象が次々と起こる中、司会者のジャックの戸惑いや悪魔が「久しぶりだな、ジャック」と意味深に言い放つ、まさに“テレビ史上最恐の放送事故”といえる怪異が収められている。

また、不気味な声色で怪しさを助長させる予告ナレーションは、ホラー映画好きを公言する、アニメ「チェンソーマン」「怪獣8号」などのファイルーズあいが担当している。

ポスタービジュアルでは、番組の司会をつとめるジャックが、不気味な様子の観客の前に立ち、無表情にこちらを見つめる姿が大きく映し出される。不穏、恐怖、不敵、興奮など様々な感情が混ざり合う怪しげなライトの中、予想もつかないオカルトライブショーに誘う。合わせて場面写真も解禁。司会としてショーを盛り上げるトーク中のジャックと、そのトークを聞いているジューン博士、ジャックを見もせず強い眼差しでカメラを見つめるリリー。不穏な生放送の様子を捉えた1枚だ。


テレビ番組の生放送中に起きた想定外のアクシデントをファウンド・フッテージスタイルで活写した本作。未体験の恐怖をスクリーンで堪能してほしい!

文/スズキヒロシ

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