横浜流星が5つの顔を持つ指名手配犯に!アクション満載の『正体』キャラクター動画
染井為人による同名の傑作小説を映画化した『正体』が11月29日(金)に公開。本作の主演を務める横浜流星演じる5つの顔を持つ指名手配犯、鏑木慶一のキャラクター動画が解禁となった。
『余命10年』(22)で社会現象を巻き起こし、『青春18×2 君へと続く道』(24)が日本のみならずアジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人監督の最新作となる本作。殺人事件の容疑者として逮捕された鏑木が脱走。日本各地を逃走する彼は沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)と出会い、刑事の又貫(山田孝之)が日本各地に出没する鏑木を追う。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれが出会った鏑木はまったく別人のようだった。488日間も間一髪の逃走を繰り返す鏑木の正体、そして計画とは?
今回公開された映像は、姿を変えながら日本各地に潜伏し、逃亡を続けるというこれまでに演じたことのないような役柄に挑む横浜に追った映像となっている。藤井監督とは数多くの作品でタッグを組んでいる横浜が、「藤井組に入ると、1カット、1カット妥協せず、ベストを目指して、僕ら役者を信じてくれるとても士気の高い組だなと感じていて、濃い時間を過ごせて幸せに感じています」と振り返るなど、充実した撮影だったことが窺える。
さらに、本作で横浜は殺人事件の容疑者として警察に追われ、本能のままに逃げなければならない“鏑木慶一”という役にリアリティを持たせるためマンションからの飛び降り、通行人との衝突など危険なアクションにも果敢に挑戦している。アパートの3階から下のトラックの屋根に飛び降りるというアクションシーンでは、7月の酷暑のなか、実に14回もテイクが重ねられたという。「本当に死に物狂いで逃げて、全部大変だったけど、この気持ちの部分を大事にしていた」とも語る横浜。藤井監督とは3年も前(※2023年7月撮影時点)から本作について話し合っていたそうで、「この作品への思い入れは強い」と本作への思いを明かしている。
主演が横浜であることが発表された際にXでトレンド入りするなど、SNSでも大きな話題となっている『正体』。この秋最も注目を集める極上の逃亡サスペンスエンタテイメントの続報に期待!
文/平尾嘉浩