山田涼介が恋愛観を語る!「恋は止められるものじゃない」

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山田涼介が恋愛観を語る!「恋は止められるものじゃない」

東野圭吾のベストセラー小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の公開を記念して、東京・有楽町に1週間限定で「ナミヤ雑貨店」がオープン。その開店セレモニーが12日に行われ、劇中で主人公の敦也を演じた山田涼介と、人気歌手・セリを演じた門脇麦が一日店長として登場。劇中の浪矢雄治さながらに、来場者の悩み相談と向き合った。

本作は、廃業した「ナミヤ雑貨店」に忍び込んだ3人の若者が、32年前にその店で人々の悩み相談を受けていた店主・浪矢雄治に宛てた手紙を受け取る。戸惑いながらも、浪矢の代わりに返事を書きはじめた彼らが体験する奇跡の一夜を描いた感動作。Hey! Say! JUMP の山田涼介と西田敏行をはじめとした、実力派俳優が結集したことで大きな話題を集めている。

劇中に登場する雑貨店が再現されたことについて、山田は「是非たくさんの方に来場していただきたい」と笑顔を見せた。一方で、雑貨店でのシーンがなかった門脇は「昔ながらのレトロな建物が可愛くて、絶対毎日行っちゃうと思う」と、その雰囲気にメロメロの様子。さらに、劇中で店主を演じている西田敏行からは「大切なお店の復活に嬉しく思う。今日は山田くんと門脇さんに店番を任せます」と祝電が寄せられた。

2月にクランクアップを迎えてから、ようやく公開となることに喜びを隠しきれない山田は「人と人との繋がりの大切さを感じることができる作品です」と、共演シーンがなかった門脇との撮影後のエピソードを交えて作品の魅力を伝えた。また、劇中歌を歌った門脇は「こういう方向性になるなんて聞かされてなかったのでビックリです。絶対無理だと思ってましたが、山下達郎さんに助けられました」と、初めて挑んだ音楽活動の裏話を語った。

今回オープンした「ナミヤ雑貨店」では、劇中の浪矢のように悩み相談を聞くイベントも行なわれている。今回は特別に一日店長を務める二人が来場者からの悩み相談に答えた。サバサバした性格で、よく人から相談を受けるという門脇は、来場者からの悩みにも男勝りな回答を連発し、会場中を笑顔にさせた。

気になっている人に想いを伝えるべきかと悩む女性に「今の関係が壊れてしまうことは怖いですよね。後悔しない方を選んでほしい」と女性目線で語る門脇に、山田は「告白してみないと、うまくいくかいかないかはわからないと思う。人間の構造上、恋って止められるものじゃないから、一歩踏み出すことが大事です」と、自身の恋愛観を熱く語りながら激励した。

「ルミネ有楽町×映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』公開記念キャンペーン」は、9月18日(祝)まで東京・有楽町のルミネ有楽町1F屋外イベントスペース・ルミネパサージュにて開催。店内には劇中で使用された衣装や小道具の展示に加え、スペシャル映像も放映されている。映画を観る前に是非一度足を運んでみてはいかがだろうか。【取材・文/久保田和馬】

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