三谷幸喜脚本、監督&長澤まさみ主演『スオミの話をしよう』登場人物の喜怒哀楽を詰め込んだ場面カット
三谷幸喜が脚本と監督を務め長澤まさみが主演する映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)から場面写真が一挙公開。また8月13日(火)より三谷の公式SNSで自らが書き留めた撮影日誌の期間限定連載がスタートする。
本作は三谷にとって『記憶にございません!』(19)以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となるミステリー・コメディ。長澤演じる、行方不明となった大富豪の妻スオミ。それを知り、夫が住む豪邸に集結したのは、スオミを愛した一癖も二癖もある5人の男たち。誘拐を疑う庭師の魚山(遠藤憲一)、怪しいYouTuber、十勝(松坂桃李)、情に厚い警察官の宇賀神(小林隆)、神経質な刑事、草野(西島秀俊)、そして芸術家で大富豪の現夫である寒川(坂東彌十郎)。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人だった…。さらに、草野の部下で有能な捜査官、小磯杜夫(瀬戸康史)、スオミの近くにいる神出鬼没な女、薊(宮澤エマ)、富豪の世話係、乙骨直虎(戸塚純貴)と個性あふれるキャラクターを実力派俳優陣が魅力たっぷりに演じる。
このたび解禁されたのは、登場人物たちの喜怒哀楽が垣間見られる多数の場面カット。ドレス姿でミステリアスにほほ笑むスオミに、かわいいチャイナ服姿のスオミ、そして、おさげ姿でにらみつけるスオミ…などなど多彩な表情を見せるスオミの場面カットをはじめ、彼女の思い出に浸り、語り合う夫たちの笑顔や悲しみ…他の夫たちに向ける怒り?の表情など、喜怒哀楽が詰め込まれた気になるシーン満載の場面カットとなっている。
昨年2023年の8月13日から本作の撮影がスタートしたことに因んで、今年2024年の8月13日から本作のクランクアップ日である9月24日(火)まで「1年前のスオミの話をしよう」と題して、1年前の同日の撮影現場の様子などを三谷自らが執筆した撮影日誌が、三谷の公式XとInstagramで公開されることも決定。朝日新聞でコラムも連載中の三谷ならではの視点で、撮影現場の裏側を紡いでいくとのこと。
三谷ならではの軽妙でスタイリッシュな世界観を超豪華キャストが体現していく本作。今回解禁された多数の場面カットと三谷による撮影日誌で、本編への期待を高めておこう!
文/スズキヒロシ