多部未華子、映画『インサイド・ヘッド2』大ヒットもさらなる宣伝に意欲「ゾクゾクするほど楽しみ!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
多部未華子、映画『インサイド・ヘッド2』大ヒットもさらなる宣伝に意欲「ゾクゾクするほど楽しみ!」

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多部未華子、映画『インサイド・ヘッド2』大ヒットもさらなる宣伝に意欲「ゾクゾクするほど楽しみ!」

大ヒット中のディズニー&ピクサー最新作、『インサイド・ヘッド2』(公開中)の公開御礼舞台挨拶が8月12日、TOHOシネマズ日比谷にて開催され、シンパイ役の多部未華子、ライリー役の横溝菜帆、ハズカシ役のマヂカルラブリー村上、ブルーフィー役の武内駿輔ら、日本版声優陣が登壇し、本作で涙したポイントや、劇中に登場する9つの感情以外に持っている感情についてトークを繰り広げた。

 【写真を見る】シンパイ役の多部未華子は、昨日家族と本作を観に行ったそう!
【写真を見る】シンパイ役の多部未華子は、昨日家族と本作を観に行ったそう!

大人も泣ける映画と話題の本作は、世界中を優しい感動で包み込み、世界興行収入ランキングでもトップ10入りするほどの歴史的快挙を達成。まだまだその勢いは増すばかりだ。思春期を迎えたライリーの頭のなかには、子どものころからずっといたヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリに加え、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシといった大人になるための新しい感情たちが現れ、ちょっとした騒動が繰り広げられる。

マヂカルラブリー村上が担当したハズカシ役をイメージした衣装はオリジナル!
マヂカルラブリー村上が担当したハズカシ役をイメージした衣装はオリジナル!

大ヒット中の映画への反響はキャストにもたくさん届いているとのこと村上は「妻が観たそうで。若干優しくなったような気がします」と身近な人への作品の影響力に触れニヤリ。相方の野田には変化がないため、「多分、まだ観ていない。観ていたら人間らしく、すてきになっているはず。早く観てほしいです。変な人なので、映画を見て、真っ当な人として成長してほしいです」と期待し、笑いを誘っていた。

主人公ライリー役の横溝菜帆
主人公ライリー役の横溝菜帆

『アナと雪の女王』(19)のオラフ、『ミラベルと魔法だらけの家』(21)のマリアーノなど、ディズニー作品への出演が多い武内は「『アナ雪2』を超える大ヒット。ディズニー作品に関わる人間としては、ディズニー作品をディズニー作品が超えるというのもとてもうれしく思います」とニッコリ。横溝は「私が声をやっているから観たという人もいるけれど、そのおかげですてきな作品に出会えてよかったと言われるのがうれしいです」と笑顔。昨日家族で観に行ったと明かした多部は「子どもは“イイナー”と“ムカムカ”が好き。“シンパイ”って言ってくれなくてちょっと寂しかったけれど、今日はシンパイの人形を持っている方がたくさんいて。自分で演じた役が愛くるしいキャラに思われたらいいなという気持ちで演じていたので、とてもうれしいです!」と満面の笑みを浮かべ、感謝した。

ライリーの推しキャラ、愉快な犬のブルーフィー役の武内駿輔
ライリーの推しキャラ、愉快な犬のブルーフィー役の武内駿輔

武内が演じたブルーフィーは、主人公ライリーの秘密の“推しキャラ”でとても愉快な犬。大人も泣ける本作で武内が涙したのは、自身が演じるブルーフィーが出るタイミングで登場するランスというキャラクター。中村悠一が声を担当するランスはライリーが大好きなゲームに登場するかっこいいけれどヘタレな必殺技しか繰り出せない日本のゲームのキャラクターだ。「誰も使わないような弱キャラを“オレだけはなんとかこいつで戦っていきたい!”みたいな自分しか持っていないようなキャラへの愛着と重なる部分がありました」とゲーム好きならではの視点で熱弁し、「なんとも言えない涙感がありました」と感動ポイントだった模様。
多部、横溝、村上は揃って「最後のシーン」に涙したと答え、ネタバレにならないように理由を説明するのに苦戦。村上は「最後のほう、来たぞ!と思って観てください」とおすすめし、横溝は「シンパイの表情が少しずつ変わっていく部分がジワーっときます」とコメント。多部は「(シンパイ)の表情が変わって、変わった後の…」と話したところでネタバレしそうになり、「要するに最後のほうです!」と慌ててまとめ、笑わせた。

自身が持つ感情を発表!多部はいまの感情「ゾクゾク」
自身が持つ感情を発表!多部はいまの感情「ゾクゾク」

イベントでは映画に登場する感情以外に自身が持つ感情も発表。「ヒクツ」と答えた武内は、自身の原動力にもなっている感情だとし、「僕の頭のなかは、これがワンマンでやっています!」と原動力であるからこそ、中心になっているとも説明。大人になってから出てくる感情かもとのMCからの私的に「知らなくていい感情かも…」と苦笑いする場面もあった。村上は「いつものやつでいいか」と回答し、「お店に行ってもいつも同じメニュー。今日こそはと思っても気づけばいつもと同じ。とにかく冒険しないので」と自身の性格を解説。「高校生になってからいつも“ペコペコ”。ずっとお腹を鳴らしています!」と、高校生らしいコメントをした横溝。

カラフルな舞台挨拶に
カラフルな舞台挨拶に

「ゾクゾク」と回答した多部は「ゆっくりお休みをする予定。震えるほど楽しみなので“ゾクゾク”です」と、ワクワクを超える感情であることを強調。特に楽しみにしているのはディズニーランドに行くことだそう。MCが着用していた作品のTシャツを見つめ「そのTシャツを着てディズニーランドに行きます!」と宣言。「言っていいの?」「いろんな人に気づかれる」「セリフを言ってと頼まれそう」と心配する村上と武内に多部は「だって、宣伝しないと!」とニコニコ。登壇者が驚くなか、頼もしい発言で、共演者そして作品宣伝スタッフをよろこばせ、イベントを盛り上げていた。

取材・文/タナカシノブ

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