『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』伊原六花出演決定!“ふしぎ駄菓子”によって変貌を遂げるファッション編集者に
廣嶋玲子作、jyajya絵による同名児童小説を実写映画化する『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)。新キャストとして、伊原六花の出演が決定した。
幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う“ふしぎ駄菓子“を買った人々の顛末を描く「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」。『リング』(98)や「スマホを落としただけなのに」シリーズを手掛けた中田秀夫が監督、『聲の形』(16)や『映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(21)の吉田玲子が脚本を担当する。銭天堂の怪しい女店主、紅子役に天海祐希が決定しているほか、先日なにわ男子の大橋和也が出演することが発表された。
キャスト解禁第3弾となった今回は、“バブリーダンス”で脚光を浴びた大阪府立登美丘高等学校ダンス部でキャプテンを務め、2017年から本格的に女優として活動を始めた伊原の出演が決定した。2018年にはドラマ「チア☆ダン」で映像デビューをはたし、その後も連続テレビ小説「ブギウギ」、TBSドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」、TBSドラマ「マイ・セカンド・アオハル」に出演。そして4月期NTVドラマ「肝臓を奪われた妻」では主演を務めるなど女優として活躍する一方、自身のラジオ番組「伊原六花のMBSヤングタウン」や情報番組KTV「よ~いドン!」で水曜レギュラーを務めるなど、いま若手俳優として人気を博している。
そんな伊原が演じるのは、大橋演じる等々力小太郎の大学時代の後輩で、ハイファッションに身を包んだ、大手出版社のファッション雑誌「エレガンス」の編集者、相田陽子。映画オリジナルキャラクターとなる陽子は、もともとは児童書の編集部への配属を希望していたが、SNSでトレンドを発信していく方針のファッション雑誌編集部への配属となってしまう。おしゃれに疎い陽子は四苦八苦するが、ある日突然「銭天堂」で紅子と出会い、彼女の運命が変わる…。“ふしぎ駄菓子”によって、みるみるうちにおしゃれな陽子へ変貌を遂げる様子を熱演する。
陽子役を演じるにあたり伊原は「年齢を超えて愛されている銭天堂の世界に参加出来ること、心から嬉しかったです。願いを叶える不思議な駄菓子たちはいつだって心がときめくし、尽きない願いのあとに来る深い後悔も胸に手を当て思い当る気がしました。人間らしくもがいている陽子もとても愛おしかったです」と喜びのコメントを寄せた。また、今安プロデューサーは「欲望に翻弄され自分を見失うような困難なシーンでも繊細に心情を体現されていて、その表現力と思い切りの良さで私たちの想像を超える陽子をつくり上げてくださいました。いままでにないくらい感情の振れ幅が大きい伊原さんをスクリーンで見届けて欲しいです」と話し、絶賛した。
そして、ふしぎ駄菓子に囲まれた「銭天堂」を背景に作られた“ふしぎ”な世界観のビジュアルも到着。背景には、飲むとスピーチが苦手な人も上手に話せるようになる「スピーチジュース」や、食後に一粒食べるだけで歯がピカピカになり、歯磨きをしなくてもいい「歯磨きナッツ」、食欲をコントロールできるようになりダイエットができる「コントロールケーキ」など、夢のような駄菓子がふんだんにあしらわれている。おしゃれに疎いが故に自信が持てない陽子にパワーを与えるかのようなビジュアルに仕上がった。
さらに、幸運のお客様の一人である陽子と紅子の貴重な「銭天堂」での場面写真も初解禁。おしゃれに疎く、職場の同僚に気後れしてしまうが、「認められたい」と思う陽子は「もっとおしゃれになりたいです」と自身の願いを紅子へ告げる。そんな彼女に紅子が差し出したのは、“おしゃれサブレ”という、食べると自分にぴったりのおしゃれな品が光って見えるようになるという“ふしぎ駄菓子”。そんな「銭天堂」でのやりとりが描かれる貴重なシーンが解禁された。この“おしゃれサブレ”は、原作で物語化されていない駄菓子となる。さらに、小太郎に悩み相談をしていた陽子が、少しずつおしゃれになってSNSのイイネが増えたことを報告する幸せそうな様子を切り取った場面写真も到着した。
「銭天堂」の幸運なお客様の一人となった陽子と、そんな彼女に密かに想いを寄せている小太郎。はたして彼らの恋の行く末はどうなるのか?そして“おしゃれサブレ”によって陽子は、自分の望む姿に変わることができるのか?続報に期待したい。