マ・ドンソク主演『犯罪都市 PUNISHMENT』最強のキャラクターたちを解説する特別映像

マ・ドンソク主演のヒットアクションシリーズ最新作『犯罪都市 PUNISHMENT』(9月27日公開)。このたび、本作の4大キャラクターポスターと、最強のキャラクターたちを解説する特別映像が公開となった。

ドンソクがシナリオの原案をはじめ、企画や制作、主演まで務め上げる「犯罪都市」シリーズ。最新作では、新種合成麻薬事件から3年後、ヤクザも恐れる“怪物刑事”マ・ソクト(ドンソク)が、残虐行為で職務を解かれた元傭兵ペク・チャンギ(キム・ムヨル)率いる“国際IT犯罪組織”検挙のため、拳ひとつで立ち向かう様を描く。また、過去全3作でアクション演出を務めたホ・ミョンヘンがメガホンをとっている。

本作は、今年2024年2月に開催された第74回ベルリン国際映画祭へ公式招待され、韓国のシリーズ映画史上初となる国際映画祭への出品を果たした。ベルリン最大規模の会場1600席は即完売となり、ワールドプレミア上映直後には観客から絶賛の声が上がった。4月に韓国公開を迎えると、シリーズ史上最高のオープニング成績を記録し、累計韓国動員数4000万人を突破するメガヒットを記録した。

公開されたポスターは、“唯一無二の最強怪物刑事”ソクトと“IT犯罪組織リーダーで最強の元傭兵”チャンギ、“またもソクトに巻き込まれる男”チャン・イス(パク・ジファン)、“天才CEOの仮面を被ったIT犯罪組織のオーナー”チャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)をそれぞれ写した全4種。まず目を引くのは、拳ひとつで凶悪犯たちを撃ち破り続ける怪物刑事ソクト。過去最高にバルクアップされた迫力のある立ち姿からは、シリーズ史上最も強力なアクションが期待できる。一方のチャンギのビジュアルは、その姿からは強大な戦闘力を、「終わらせてやるよ」というセリフからは手段と方法を選ばずに排除する凶悪さを予期させるビジュアルだ。また、シリーズ2度目のカムバックを果たすイスのビジュアルには、真っ黄色のオープンカーから身を乗りだすド派手な装いが切り取られている。さらに、シリーズ初の頭脳派ヴィランとなるドンチョルの姿も。IT業界の天才CEOとして知られているが、実状はオンライン違法賭博組織のオーナー。犯罪を犯しながらも罪悪感を感じられない人物となる。

さらに4大キャラクターの紹介映像も公開された。ショベルカーがビルをぶち破り、「俺たちが解決できる事件じゃない」と嘆くソウル広域捜査隊メンバーのセリフからスタートする本映像。これに答えるかのように登場したソクトは、素手でスクーターの発進を阻止する相変わらずの怪力ぶりを披露。圧巻のボクシングアクションシーン大連発で魅せるなか、シリーズファンにはおなじみの“真実の部屋”の存在が明らかになる。そして映像はチャンギの様子へと切り替わる。血痕が沁みたシャツを無造作に脱ぎ去り、「片付け完了」と呟く姿、さらには顔色ひとつ変えずにナイフを振り回す様からは、彼の無慈悲な一面が垣間見ることができる。続いて登場するイスは「また巻き込むのか？」と言いながらも、「やるぞ！」と案外乗り気な様子をのぞかせている。最後を締めくくるのは、ITの天才CEOドンチョル。華やかな記者会見では笑顔を見せながらも、一方裏では銃を構えてなにかを企む姿から、彼の二面性が伺える。

ITの天才というシリーズ初の頭脳派ヴィランに、ソクトは拳でどのように立ち向かうのか？大ヒットシリーズ、注目の1作をぜひ劇場で目撃してほしい。

文/鈴木レイヤ