石川梨華が15歳のシアーシャ・ローナンの色香にほれぼれ
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督作『ラブリーボーン』(1月29日公開)のPRで、主演女優シアーシャ・ローナンが来日。15歳になりすっかり大人っぽくなった美少女シアーシャの姿に、ゲストとして登壇した石川梨華もうっとりとした表情を見せた。
スピルバーグやピーター・ジャクソンがその才能にほれこんだシアーシャは、13歳の時に『つぐない』(07)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた若き演技派女優だ。演技力はもちろん、だんだん磨きがかかってきた美ぼうにも熱い視線が寄せられている。
原作はアリス・シーボルトのベストセラー小説。彼女が演じた主人公スージーは、いきなり14歳で殺されてしまうというショッキングな役柄だが、演じる上で戸惑いはなかったのだろうか。「最初はちょっと躊躇しました。ただ、脚本を読んだらそういう描き方がされてなかったので安心しました」とシアーシャ。
また、ピーター・ジャクソン監督との仕事については「二度と体験できないくらいすばらしい思い出です。今でもあの時間が恋しいくらいです」と笑顔で語った。
その後、花束贈呈のゲストとして登場したのは、映画を観て感銘を受けたと言う石川梨華。シアーシャについては「映画の中でもとても目がきれいだという印象があったけど、めちゃくちゃかわいいですね。15歳とは思えない大人の色気があり、とってもいいなと思います」とベタ褒めだった。
また、映画を観た感想については、「久しぶりに映画を観てこんなに泣いたなと。スージーのいる天国の入口の世界もすごくよくて感動しました」と興奮気味に語った。確かに現在大ヒット中の『アバター』(公開中)のスタジオWETAが手掛けた“中間の地(天国に行く前の世界)”の映像美は、スージー自身も「すばらしかった!」とイチオシの見どころだ。
ピーター・ジャクソン監督が描く『ラブリーボーン』は、イマジネーションあふれるファンタジーだ。そしてシアーシャ扮するスージーが語りかけるのは、人生そのものの豊かさや命の尊さ。ぜひ、大切な人と観に行ってほしい作品だ。【Movie Walker/山崎伸子】