アーロン・テイラー=ジョンソンとトム・ハーディが、ベストセラー犯罪小説の映画化でタッグ!監督は「007」のキャリー・ジョージ・フクナガ
アーロン・テイラー=ジョンソンとトム・ハーディが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)を手掛けたキャリー・ジョージ・フクナガ監督の次回作となるクライムスリラー『Blood on Snow』で共演することがわかった。「Deadline」が報じている。
『ヘッドハンター』(11)や『スノーマン 雪闇の殺人鬼』(17)など、複数の著作が映像化されてきたノルウェーの作家ジョー・ネスボの同名ベストセラー小説(日本では「その雪と血を」の題で刊行されている)を映画化する本作。舞台は1970年代のオスロ。冷酷な殺し屋オラフは、ギャングのボスであるホフマンから彼の妻の殺害を命じられる。しかしターゲットに心を奪われてしまったオラフは、自分の信念に従いホフマンを標的にすることを企て、ホフマンと敵対するギャングと同盟を結ぶ。やがてそれが、オスロの裏社会を揺るがす抗争へと発展していくことに。
報道によれば、主人公のオラフ役をテイラー=ジョンソンが演じ、ホフマンと敵対するギャング組織のボスであるフィッシャーマン役をハーディが演じるとのこと。ホフマン役やその妻を誰が演じるのかについてはまだ明らかになっていない。また、原作者であるネスボと、ドラマシリーズ「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン」のベン・パワーが脚本を担当。年内にも撮影を開始される見通しとなっている。
“ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)”の最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』(12月13日公開)でタイトルロールを演じるほか、今後話題作への出演が多数控えているテイラー=ジョンソンは、一部では“次期ジェームズ・ボンド”の有力候補ともいわれている。同じSSU作品の「ヴェノム」シリーズ最新作が控えるハーディとの共演、また「007」を手掛けたフクナガ監督とのタッグは大きな注目を集めること間違いなしだ。続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬