『トランスフォーマー/ONE』3D試写会に錦鯉が登場!子どもからの「どうやったら芸人になれる?」の質問に熱いエール
「トランスフォーマー」シリーズの最新作『トランスフォーマー/ONE』が9月20日(金)より日米同時公開されるのに先駆けて9月16日、東京・イオンシネマ板橋にて「はじめての3D体験ファミリー試写会」が開催。本作の日本語吹替版でデコボコ警備ロボット役を務めて洋画吹替えに初挑戦したお笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆がスペシャルゲストとして登壇した。
最先端の映像技術を駆使したリアルCGムービーとして注目を集めている本作。これまで製作され世界中でメガヒットを記録してきた「トランスフォーマー」の実写映画シリーズに登場したオプティマスプライムと、その宿敵であるメガトロンの若き日の知られざる友情を通し、トランスフォーム能力の起源やトランスフォーマー史上最大の戦いといわれる“サイバトロン星の戦い”が描かれていく。
オプティマスプライムのヘルメットをかぶり、赤と青の“オプティマスカラー”の衣装を身にまとって登場した長谷川は、開口一番「こーんにーちはー!!」と大声で挨拶し、すぐさま渡辺が「うるせえよ」と頭をひっぱたくおなじみのやり取りを披露。「今日の映画の主人公、まさのりプライムだよ!」と自己紹介する長谷川に「出てなかったよ、そんなキャラ」と渡辺がツッコミを入れると、「証拠を見せますよ!トランスフォーーム!」と絶叫。ヘルメットを脱いだ長谷川の姿に「おじいちゃんじゃねえかよ!」と渡辺が再びツッコミを入れると、会場は大きな笑いに包まれる。
すでに完成した作品を鑑賞済みの長谷川は「僕は完璧でした!」と自身の吹替えでの演技を自画自賛。すると渡辺から「収録の時、撮り直し多かったですよ(笑)。カタカナの部分、ひらがなに書き直してたじゃん」と収録の裏話が明かされ、長谷川は「読めないわけじゃないの!カタカナが苦手なの!」と反論。「でも何回も撮り直しができるって便利ですよね」と開き直り、再び会場の笑いを誘う。そして「錦鯉の出てるシーン、知った上でもう1回観ていただきたい」と呼びかける渡辺に、長谷川も「もっと出番増やしてください!」と猛アピールした。
イベントでは、子どもたちから錦鯉への質問コーナーが。「どうやったらお笑い芸人になれる?」という男の子からの質問に、「芸人になりたいの!?」と驚く長谷川。渡辺が「こういうのはまず親御さんの許可を取るのが大事。うちの事務所は履歴書さえ持ってくれば簡単に入れるよ」と冷静にアドバイスをし、さらに長谷川も「テレビとか本とかでも、いろいろお笑いを見て勉強したらいいよ!僕でなれたんだから絶対なれるよ!」と的確なエールを送る。そして渡辺は「君と共演するまで、我々は健康に生きます」とあたたかい眼差しを向けていた。
最後に長谷川は「親子や三世代で楽しめる映画。みんなで足を運んで観てほしい!あと映画館にみんなトランスフォームしてきてほしい!車とか飛行機とかね!」と呼びかけ、渡辺は「この人は、本当にトランスフォームできるもんだと思ってるんで…」と呆れ顔。テレビで観るのと変わらない錦鯉2人の息の合った掛け合いに、子どもたちも大盛り上がりのままイベントは幕を下ろした。
文/久保田 和馬