クリス・ヘムズワース「オプティマスを演じられて感激!」『トランスフォーマー/ONE』本国版キャストフィーチャレット
「トランスフォーマー」のオプティマスプライムとメガトロンという、永遠の宿敵のオリジンストーリーが、美しきサイバトロン星を舞台に初めて描かれる『トランスフォーマー/ONE』がいよいよ9月20日(金)に日米同時公開となる。このたび、本国版キャストたちが、本作の「起源」を語る特別映像が到着した。
既報の通り、本作の日本語吹替え版には、洋画吹替初挑戦の吉岡里帆を筆頭に、中村悠一、木村昴など豪華な布陣が敷かれているのだが、本国版の声優陣ももちろん超強力なメンバーが揃っている。MCUシリーズの雷神ソーでお馴染みのクリス・ヘムズワースに、ブラック・ウィドウのスカーレット・ヨハンソン、『ゴジラxコング 新たなる帝国』(24)など「モンスターヴァース」シリーズで活躍するブライアン・タイリー・ヘンリーなど、いまをときめくハリウッドスターたちが集結。
特別映像ではまず初めに本作で、トランスフォーマーを象徴するキャラクターであるオライオンパックス(のちのオプティマスプライム)を演じたヘムズワースが「起源を語る本作でオプティマスを演じられて感激です。映画ではオライオンパックスが労働ロボットから英雄になるまでの道が描かれています」と喜びを明かす。
この物語でのもう1人の主人公とも言うべきDー16(のちのメガトロン)を演じたヘンリーが「トランスフォーマーの原点とはなにか、母星はどんな場所か?そしてDー16が破壊大帝になった理由とは?」と意味深に投げかけたり、女性型トランスフォーマーで、オプティマスプライムやメガトロン、バンブルビーらと行動をともにすることになるエリータを演じるヨハンソンのクールでパワフルな演技に、「エリータにはスカーレットが憑依しました!」とバンブルビーを演じたマイケル・キーガン・キーが述べるなど、超強力キャスト陣がそれぞれ心から楽しみながら収録に臨んだ様子が映し出されていく。日本語吹替版でエリータ役をつとめる吉岡とあわせて、どちらも必見&必聴だ。
メインキャラクターの1人、バンブルビーを演じたキーガンは「これまでのシリーズではしゃべれなかったが、本作では耳でもビーを楽しめます」と語るように、過去の実写シリーズでは本来の「声」を持たず、車のラジオの音声を介して話すこのキャラクターの新たな一面を垣間見れることも本作の大きな魅力の1つだ。
ほかにも、威厳に満ちたアルファトライオン(ローレンス・フィッシュバーン)、トランスフォーマーたちを統治するセンチネルプライム(ジョン・ハム)、メガトロンの側近になる前のスタースクリーム(スティーブ・ブシェミ)など、原作や過去の実写シリーズに登場したキャラクターたちが新次元リアルCGによる新たな姿を見せ、豪華な声優陣の快演とともに、それぞれいままでとは違う魅力をもってこの物語を彩る。
日本語吹替え版、字幕版どちらも見逃せない要素がてんこ盛りな『トランスフォーマー/ONE』。ぜひ大スクリーンで本作を体感していただきたい!
文/山崎伸子