藤原竜也が福田組に初参戦！『聖☆おにいさん THE MOVIE～ホーリーメン VS 悪魔軍団～』堕天使ルシファーに

中村光による異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」初の実写映画『聖☆おにいさん THE MOVIE～ホーリーメン VS 悪魔軍団～』(12月20日公開)。今回、本作に登場する、Team悪魔の第2弾キャストが解禁された。

“神の子イエス“と“仏の悟りを開いたブッダ“が東京の立川にある風呂なし6畳一間アパートで2人暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く「聖☆おにいさん」。「銀魂」シリーズ、「今日から俺は!!」シリーズの福田雄一がメガホンをとり、劇場映画化のために原作者の中村が描いた原作エピソードで、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化に挑む。すでにイエス役の松山ケンイチ、ブッダ役の染谷将太をはじめ、賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、窪田正孝、川口春奈らが天使や悪魔、新生“女子ーズ“を演じることが決定。さらに先日、仲野太賀、神木隆之介、山田孝之、ムロツヨシの出演が発表された。

今回、堕天使のルシファー役に、福田組初参戦となる藤原竜也が決定。闇堕ちビジュアルとメイキング映像が公開された。天使の軍団を率いる天使長のミカエル(岩田)の兄で、元・天使長ながらも天界と地獄の戦いの際、弟との壮絶な兄弟喧嘩で敗北し、地獄の最下層に落とされ堕天使となってしまったルシファー。演じる藤原は、15歳で蜷川幸雄演出の「身毒丸」の主役オーディションでグランプリを獲得後、深作欣二監督の遺作となった『バトル・ロワイアル』(00)で日本アカデミー賞主演男優賞と新人俳優賞をダブル受賞、その後も「デスノート」シリーズや「カイジ」シリーズ、そして『るろうに剣心 京都大火編』(14)、『るろうに剣心 伝説の最期編』(14)では主人公の宿敵、志々雄真実役を演じるなど、漫画原作の実写映画化をはじめ多くの作品に出演している。

近年では、『22年目の告白―私が殺人犯です―』(17)での演技が高く評価され、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得しているほか、「ST 赤と白の捜査ファイル」、「リバース」などテレビドラマの話題作でもその存在感を発揮。10月9日(水)よりスタートする連続ドラマ「全領域異常解決室」でも主演を務め、本格ミステリーに挑むことが決定している。映画「デスノート」シリーズでは対峙する関係だった松山ケンイチと再共演となるが、本作では“神の子イエス“と“堕天使ルシファー“という関係に。

さらに、ルシファーのビジュアル＆メイキング映像も到着。漆黒の翼に身体を覆われたルシファーが、どこか中二病感のある決めポーズとともにこちらを意味深に見つめ、かつては天使長だった悲しき“闇堕ち”した姿が切り取られている。また、メイキングでは「福田監督と初めてお会いできて大変光栄でした。なにを撮ったかちょっと記憶にございません！」と撮影について振り返り、映像の最後にはルシファーが凄まじい剣幕で叫ぶシーンが収められた。

続々とメインキャラクターを演じるキャスト陣が解禁されている本作。はたして個性豊かなキャラクターたちはどのような物語を織り成すのか？続報に期待したい。