11月14日(木)より世界配信されるNetflixシリーズ「さよならのつづき」。本作の主題歌が米津玄師書き下ろしの「Azalea」に決定した。
有村架純と坂口健太郎がW主演を務める本作。主人公は事故で最愛の恋人を失った一人の女性と、その恋人に命を救われた一人の男性。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄される2人の美しくもせつない、“さよなら”から始まる愛の物語が描かれる。
有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は子どもの頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を演じる。役を生きる俳優として、唯一無二の存在となった2人が、将来を誓い合った恋人たちの行く先の見えないラブストーリーに挑む。
完全オリジナルストーリーである本作の脚本を手掛けるのは、ヒューマンドラマの名手と讃えられ、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『余命10年』(22)などで知られる岡田惠和。かつてない物語を創ることを自らに課し、本作で新たな世界を切り開く。また、連続テレビ小説「ひよっこ」でも岡田とタッグを組み、『映画 太陽の子』(21)、大河ドラマ「青天を衝け」などを手掛けた黒崎博が監督を務める。
メイン予告映像とメインキーアートも解禁に。本映像は、印象的なピアノの旋律から始まる。最愛の恋人、雄介(生田斗真)を、プロポーズされたその日に事故で亡くしたさえ子(有村)。そして、その雄介の心臓を提供されて命を救われた成瀬(坂口)と、そんな彼を気丈に支え続ける妻のミキ(中村ゆり)。それぞれ全く別の人生を歩んでいたはずの2組の男女が数奇な運命に巻き込まれていくなか、やがて、さえ子と成瀬はなにかに導かれるように出逢い、そして成瀬の中に雄介の記憶が“生きている”ことを知る。
「さえ子に会いたい」と、“心”が思ってしまう成瀬。「雄介がそこにいる」と成瀬の傍にいたいと願うさえ子。一体誰を愛しているのか、2人は答えを見いだせないまま、どうしようもない想いを抱えていく。
キーアートには本作の舞台である北海道の駅に佇む2人の姿が確認できる。「“さよなら”から始まる愛の物語」という本作のメッセージが伝わってくるようなビジュアルとなっており、背景に映る線路はさよならのその先の希望を表しているようで、2人を中心に織り成されるストーリーに期待が高まる。
本作のために書き下ろされたのは、米津が手掛けた主題歌「Azalea」。楽曲について米津は、「どこからどこまでがあなたなのか、距離を詰めてもいいのかどうかと迷うさえ子に想い馳せながらこの曲を作りました。よろしくお願いします」と説明し、予告映像でも後半で流れ始める。北海道とハワイの壮大な風景を舞台に描かれる2人の運命の行方をよりドラマチックに、かつエモーショナルに映しだし、胸が熱くなる楽曲となっている。
ラブストーリーの新たな金字塔となり得る「さよならのつづき」。配信スタートを楽しみに待ちたい。