ジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズがジェームズ・マカヴォイを主演に迎えた最新作『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』(12月13日公開)。このたび本作から、場面写真と30秒予告映像が解禁された。
マカヴォイが最恐の“おもてなし”をするパトリックを怪演する本作。ベン(スクート・マクネイリー)とルイーズ(マッケンジー・デイヴィス)、娘のアグネス(アリックス・ウェスト・レフラー)のアメリカ人一家は、バカンスで出会ったパトリックたちイギリス人一家と意気投合。彼らの家で週末を過ごすことに。人里離れ自然に囲まれた環境で楽しく過ごす彼らだったが、次第にパトリック一家の“おもてなし”に違和感を覚え、やがてそれは悪夢へと変わっていくことに。
このたび解禁された場面写真は3枚。パトリックと、彼の妻にしては若すぎるように見えるキアラ(アシュリン・フランチオージ)、病気で話すことができない息子のアント(ダン・ハフ)のイギリス人一家が仲良く肩を寄せ合っている姿。よく見ると、キアラが後ろからアントの首根っこを掴んでおり、穏やかな表情を浮かべるパトリックはキアラの肩越しからアントの髪をわし掴みにしている。深夜に家のなかで娘を探すルイーズの姿や、“ごく普通”のドレッサーの鏡越しに目を合わせるアグネスとアントの姿を切り取ったカットも公開。どのカットもよく見ると、そこはかとない違和感が垣間見える。
またあわせて解禁された30秒の予告映像には、バカンス先での和やかな食事の様子から一転、おもてなしを受けるたびに積み重ねられていった小さな違和感が、確信へと変わる瞬間が捉えられている。
はたしてこの“異常な家族”に秘められた衝撃の真実とは?そしてベンたち一家は無事に逃れることができるのか。背筋も凍るような“恐怖のおもてなし”を、劇場で味わってみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬