ハリー・ポッターはハルキスト!?ダニエル・ラドクリフが村上春樹の魅力を語る
無人島から脱出しようとする青年と、彼が出会った“死体”とが繰り広げる奇想天外なサバイバル・アドベンチャー『スイス・アーミー・マン』(公開中)。Movie Walkerでは本作で“死体”役を演じたダニエル・ラドクリフのインタビュー映像を独占入手!そのなかで彼が大ファンだという村上春樹についても語っている。
死体にも関わらず、ガス(おなら)や水を出せるなど様々な便利機能が備わる不思議なキャラクターに扮したラドクリフ。ポール・ダノ演じる青年との奇妙でコミカルなやり取りには思わずクスリとさせられる。
ラドクリフは「ポールは映画の初めから終わりまで素晴らしかった!この作品のリアリティは全てポールを通して語られ、それを達成したというのは実にすごいこと」と絶賛。インタビュー映像では彼の演技をジム・キャリーに例えて讃えている。
また、日本について尋ねられると「村上春樹は日本文化の一翼を担っていて素晴らしい」と突然の告白。「彼の作品には『スイス・アーミー・マン』とは違う形で、魔法的なリアリズムがあると思う。信じ難いほど美しいものと、完全に不条理なものが隣り合わせで、そういうところが読んでいて実に楽しいんだ」と“ハルキスト”の一面を覗かせている。
映像の締めに日本語でメッセージを送るラドクリフ。彼の映画への情熱、日本へ向けた熱い気持ちを映像で受け取ってほしい。【トライワークス】
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