「東京リベンジャーズ」シリーズや映画『おそ松さん』(22)などの大ヒット作品を手がけた英勉が監督を務め、吉野北人を主演に迎えた新作映画のタイトルが『遺書、公開。』であることが明らかに。2025年1月31日(金)に全国公開される本作より、ポスタービジュアル、予告映像、キャストコメントが解禁となった。
10月10日、正式なタイトルやストーリーの詳細が一切明かされないまま、異例とも言える全25人のキャスト、超特報映像を解禁した本作。SNS上では作品の内容に憶測が飛び交った。そしてこの度たび、ついにベールを脱いだタイトルが、そんなイメージを180度覆した『遺書、公開。』に。陽東太郎の同名コミックを原作とし、その奇抜な設定に惚れ込んだ鈴木おさむが手がけたシナリオを、「東京リベンジャーズ」シリーズ、「賭ケグルイ」シリーズなど群像劇に定評がある英勉監督のもと映画化されることとなった。『ハンサム★スーツ』(08)以来16年ぶりとなる鈴木と英監督のタッグが、それぞれの遺書の内容と虚実が入り乱れた記憶を織り交ぜながら、美しくもおぞましい人間の本性を容赦なく暴いていく。
物語の舞台となる2年D組、2-Dの生徒24人を演じるのは、本作で映画初主演となる吉野のほか、『恋わずらいのエリー』(24)の宮世琉弥、『恋を知らない僕たちは』(24)の志田彩良、大人気グループIMP.のメンバーであり、IMP.結成後は今作が映画初出演となる松井奏、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの高石あかり、乃木坂46の元メンバーで卒業後は数々の映像作品に出演する堀未央奈など、未来のエンタメ界を担う注目の次世代俳優&アーティストたち。『リリイ・シュシュのすべて』(01)などの忍成修吾もそこに担任教師役で参戦し、全員が人当たりのいい表向きの顔と誰にも見せないヤバい素顔を演じ分け、楽しそうにキャラ変しながら観る者を翻弄し続ける。
予告映像では、私立灰嶺(かいれい)学園2年D組の生徒24人と担任教師に数字が付けられ、「これは、序列です」という衝撃的なアナウンスが。何者かによって届けられた「2-D序列」と書かれた添付ファイルには、全員の名前が1位から25位までの順位と共に並んでおり、生徒たちはその奇妙な内容に戸惑いを見せる。しかし犯人が分からないまま時は過ぎ、半年後、事件が起こる。誰もが羨む序列1位の姫山椿が学内で謎の自殺を遂げたのだ。衝撃の事態にクラスの全員が動揺し、気持ちの整理ができない彼らが姫山の葬儀後に教室に立ち寄ると、なんと24人の机の上に、それぞれに宛てた姫山からの遺書が置かれているのだった。
死んだ姫山の遺書がなぜ教室に?序列が1位にもかかわらず、なぜ彼女は自殺したのか? 遺書は本当に姫山が書いたものなのか?疑心暗鬼のムードが漂うなか、姫山の自殺の真相に迫るべく、24人全員が自分の遺書をクラスメイトの前で公開することになる。だが、その異例の遺書公開によって、姫山の秘密を公にさらす24人全員のドス黒い本当の顔が次々に炙り出されていく。「では次、誰が公開しますか?」という機械音声による問いかけで映像は締められ、背筋が凍るスリリングな仕上がりの予告映像となった。
そんな予告映像と共に、ポスタービジュアルも解禁。生徒たちが寄り添いながら笑顔でポーズを決め、青春のひと時を映し出すかのようなティザービジュアルとは打って変わり、25人の意味深な顔がずらっと並ぶ不気味な仕上がりに。表と裏の顔を巧妙に使い分ける彼らが右手に持った顔写真の下には、どのような素顔が隠れているのだろうか?
果たして、姫山の遺書は本物なのか?遺書の公開で得をするのは誰なのか?予想だにしない驚愕の真相が明かされるクライマックスまで、24人の言動から一瞬たりとも目が離せない!