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第44回台北金馬映画祭で『雨の中の慾情』の上映決定!台湾ロケを捉えたメイキング画像が公開

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第44回台北金馬映画祭で『雨の中の慾情』の上映決定!台湾ロケを捉えたメイキング画像が公開

<コメント>

●片山慎三(監督)

「台湾のスタッフ、キャストの皆さま、ようやく『雨の中の慾情』が完成しました。本当に皆様のおかげです。非常に良い映画になっていると思っています。そしてこの度、歴史の長い台北金馬映画祭でお披露目することができることを大変光栄に思っています。この映画は、僕が初めて作ったラブストーリーです。ストーリーは難解な部分もあると思いますが、主人公の一途な気持ちを感じてもらえれば、という思いで作りました。台湾の皆さんにどういう感想を頂けるか、とても楽しみにしています」

●楊晴絮(台北金馬映画祭プログラマー)

「それは、官能と妄想に満ちた三角関係から始まるが、やがてプロットは、生きることへの不安と現実逃避の願望に満ちた意識の内的迷宮へと誘っていく。漫画家つげ義春の作品の精神に忠実であるだけでなく、片山慎三監督作品のなかで最も印象的で深遠な映画である。人の奥底に潜んでいる心の暗い部分を明らかにする旅のようでもある」

●王鴻碩(Light Year Images社代表取締役)

「私は2019年、監督の初の長編映画『岬の兄妹』の台湾での配給をさせていただきました。以降、監督の全ての長編映画を配給してきています。本作は、1つのジャンルに規定できない、様々な顔を内包しているファンタジー映画です。監督のもと、出演している全ての俳優がそれぞれの役を生き生きと演じ、誰も観たことがない風景を創り上げました。台湾で撮影が行われたことには感激しています。そして、片山監督の作品作りに関われたことを、とても光栄に思っています」


文/スズキヒロシ

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