11月14日(木)より映像配信サービス「Lemino」にて、韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」を原作に上田慎一郎監督がオリジナリティを加えた『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開)の前日譚を描くドラマ「アングリースクワッド EPISODE ZERO」が独占配信される。このたび、メインビジュアルとあわせて、岡田将生、森川葵をはじめとするメインキャストに加え、脚本も務める上田監督からのコメントが公開となった。
「アングリースクワッド EPISODE ZERO」は、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』でマジメな税務署員、熊沢二郎(内野聖陽)と天才詐欺師、氷室マコト(岡田)が出会うまでの知られざる物語。氷室は、とある権力者へ詐欺をかけるべく仲間を探していた。ある日、氷室は同じく詐欺師の白石美来(森川)に美人局を仕掛けられる。しかし、それも氷室の計画の内だった。闇金の借金取りに追われていた美来を仲間にしようと接近したのだ。元俳優志望の美来をいまの状況に堕としたのは悪徳芸能事務所の社長、渡麗華(清水美砂)だ。麗華は闇金と組んで俳優を志す若者から金を搾り取り、約2億円の脱税までしていた。氷室は美来と手を組み、麗華を詐欺にかけて2億円を奪い取る計画を立てる。また、麗華と闇金の非道なやり方に嫌気がさしていた借金取りの村井竜也(後藤剛範)も密かに氷室らの仲間になった。そして、麗華に「架空のインド映画」への出資詐欺を仕掛ける氷室たちだが…。
素早い判断力、大胆な話術と行動力で数々の詐欺を働いてきた天性の詐欺師、氷室を演じた岡田は「腹の底が見えない氷室というキャラクターがこの物語の中で少し見えていると思います」とドラマの見どころを説明する。氷室と手を組む美来役の森川も「なぜミクが詐欺師になったのか、彼女にもその道に辿り着くまでに人生があった。そんなお話しになっています」と続き、闇金の借金取りながら氷室らの仲間となる村井役の後藤剛範は「この秋、やっとみなさんの元に届けられることにワクワクする気持ちです」と配信開始に期待を膨らませている様子。さらに、闇金と組み、約2億円の脱税をしている麗華役の清水美砂も「上田監督は人間のナチュラルな善悪を面白く切り取り、ストーリーに生きている人間たちを上手く進化させる方法を心得ている天才監督。監督の前では“普通”に演じれば大丈夫だと安心感がありました」と監督の手腕に高い信頼を寄せていたようだ。
その上田監督は本作について、「劇場版とドラマ版、どちらも単独で観ても楽しめる作品でありつつ、両方観ると、いろんな点がつながって、より一層楽しめると思います。どちらを先に観ても大丈夫です。つまり言いたいことは、両方観てね!でございます」と確かな手応えを感じているようだ。
上田監督のもと、日本屈指のキャストが集結した「アングリースクワッド EPISODE ZERO」。観客をも操るプロたちの鮮やかな手口でラストまで怒涛に“騙され”、“嵌められ”、“欺かれる”痛快なクライムエンターテインメントと壮絶な騙し合いバトルを目撃してほしい。