<コメント>
●岡田将生(氷室マコト役)
「楽しんで見てもらえるドラマになったと思います。腹の底が見えない氷室というキャラクターがこの物語の中で少し見えていると思いますし、映画の前日譚として、このドラマを観ればより映画版を楽しんで見てもらえると思います。ぜひ、両方合わせてお楽しみください。スクリーンでお待ちしております!」
●森川葵(白石美来役)
「なぜミクが詐欺師になったのか、彼女にもその道に辿り着くまでに人生があった。そんなお話しになっています。このドラマを見ていただけると映画に出てくるメンバーがなぜ集まり手を貸すのかが少し理解できるのではないでしょうか。映画とドラマどちらから観ても楽しんでいただけるかと思います」
●後藤剛範(村井竜也役)
「上田監督が長い年月を掛けた計画が去年の真夏に立ち上がり、この秋、やっとみなさんのもとに届けられることにワクワクする気持ちです。自分なら優しく抱きしめられるより、この世は舞台と騙されたい。この映画の最後のピースである観客にそう思われたらアングリーもフレンドリーです」
●清水美砂(渡麗華役)
「いままでにやったことのない役はワクワクドキドキがある反面とても心配になる時があります。上田監督は人間のナチュラルな善悪を面白く切り取り、ストーリーに生きている人間たちを上手く進化させる方法を心得ている天才監督。監督の前では“普通”に演じれば大丈夫だと安心感がありました。ただ、その“普通”がこれまた難しい!と気付いた作品でした(苦笑)。境地を与えてくださった事に感謝と、エンターテインメントとリアリティーの調和を飽きること無く見せてくれる上田慎一郎作品をみな様と共に観られる日を楽しみにしておりました!」
●上田慎一郎(監督&脚本)
「劇場版の3年前、詐欺集団の結成を描いた前日譚のドラマです。岡田将生さん演じる詐欺師の氷室(ヒムロ)、森川葵さん演じる元女優の美来(ミク)、後藤剛範さん演じる闇金社員の村井(ムライ)。3人の出会いと詐欺集団の結成、そして、清水美砂さん演じる悪徳芸能事務所の社長、渡麗華(ワタリレイカ)との熾烈な騙し合いバトルを描いています。往年の名女優でもある渡麗華に対し、3人はどんな大芝居を打つのか…?森田想さん、大迫茂生さん、板垣雄亮さん等、ドラマ版オリジナルの登場人物もたくさん登場します。どうぞお楽しみにお楽しみに。劇場版とドラマ版、どちらも単独で観ても楽しめる作品でありつつ、両方観ると、いろんな点がつながって、より一層楽しめると思います。どちらを先に観ても大丈夫です。つまり言いたいことは、両方観てね!でございます」
文/平尾嘉浩