<コメント>
●廣嶋玲子(原作)
「私が思い描いている通りの『銭天堂』が映画のなかにある!こんなうれしいことが、またとありましょうか。雰囲気たっぷりの路地に、不思議な駄菓子で埋めつくされた店内。堂々たる紅子に、悪意満々のよどみ。一人の観客として、この映画には引きこまれました。作ってくださった方々に、心から感謝いたします」
●jyajya(絵)
「細くうす暗い路地、そこを抜けると目に飛び込んでくる銭天堂。本のなかから銭天堂の世界が現実に現れたようで、とても感動しました。紅子役を演じられた天海祐希さんからは、堂々としたたたずまいや人を引きつけるオーラが紅子さんにピッタリだなと思いました。お店にならぶ駄菓子はどれも丁寧に作られており、映画のなかでは特に『虹色水あめ』がきれいで、おいしそうだったのが印象的です」
文/久保田 和馬
作品情報へ