誰も見たことがないバチカンの舞台裏が明かされる…『教皇選挙』予告編、場面写真が到着!
第82回ゴールデングローブ賞において作品賞(ドラマ部門)ほか6部門にノミネートされたレイフ・ファインズ主演、エドワード・ベルガー監督最新作『教皇選挙』が、2025年3月20日(木・祝)より日本公開となる。このたび、予告編、ティザービジュアル、場面写真が解禁された。
本作は、カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙“コンクラーベ“の内幕を描く極上のミステリー。ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』(11)でアカデミー賞にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、『西部戦線異状なし』(22)のエドワード・ベルガー監督が映画化した。さらに「ハリー・ポッター」、「007」シリーズのファインズのほか、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニといったベテラン俳優たちが結集した。
解禁された予告編では、ローマ教皇が急死したことで、新しい教皇を選出するための教皇選挙“コンクラーベ“の始まりが告げられる。枢機卿たち(※ローマ教皇の最高顧問で、教皇に次ぐ地位の聖職者)が世界各地からバチカンに集まってくるなか、首席枢機卿を務めるローレンス枢機卿(ファインズ)がコンクラーベを執り仕切ることになる。判断に影響する外界のニュースなどからも遮断され、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の内側で投票が始まるなか、新教皇の候補として、ベリーニ枢機卿(トゥッチ)、トランブレ枢機卿(リスゴー)、テデスコ枢機卿(セルジオ・カステリット)、そして史上初のアフリカ人教皇になる可能性があるアデイエミ枢機卿(ルシアン・ムサマティ)が浮上する。しかし、誰もが暴露されたら教皇への道を失うほどの秘密を抱えており、舞台裏でうごめく陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンス枢機卿は苦悩し、葛藤する。
あわせて、カーディナルレッドの礼服に身を包んだ枢機卿たちに囲まれるなか、赤い絨毯が敷かれたシスティーナ礼拝堂の中央をひとり歩くローレンス枢機卿の姿が特徴的なティザービジュアルも解禁。ローレンス枢機卿と立ち話をするベリーニ枢機卿の姿や、耳をそばだてるシスター・アグネス(ロッセリーニ)の姿など、予告編でも印象的なシーンを切り取った場面写真も到着した。
『西部戦線異状なし』で世界にその名を轟かせたベルガー監督が贈る、誰も見たことがない教皇選挙の舞台裏=“世界中が注目する密室”の内幕を描く極上のミステリー『教皇選挙』に、引き続き注目していきたい。
文/山崎伸子