初回は佐津川愛美と『太陽と桃の歌』を語る!伊藤さとりが映画と観客をつなぐ上映イベント「しゃべれば」定期開催決定。
映画パーソナリティの伊藤さとりが、親交のある映画人を招いて映画愛あふれるアットホームなアフタートークを繰り広げる上映イベント「しゃべれば in SHIBUYA 伊藤さとりとお友達」がヒューマントラストシネマ渋谷で定期開催されることが決定。記念すべき第1回は12月29日(日)に実施され、今年デビュー20周年を迎えた女優、佐津川愛美をゲストとして迎える。
話題の洋画作品をモチーフに、作品に詰まった魅力や発見を、観客と一緒にわかちあう場として、今後、月に一度の定期開催を予定している映画上映イベント「しゃべれば」。第1回は、現在全国公開中の第72回ベルリン国際映画祭で金熊賞(最高賞)受賞をはじめ世界各地で56の映画祭やアワードに受賞&ノミネートされたカルラ・シモン監督、脚本の話題作『太陽と桃の歌』(公開中)の上映と、佐津川をゲストに招いたトークライブとなる。
『太陽と桃の歌』は、スペインのカタルーニャで、三世代に渡る大家族で桃農園を営むソレ家の物語。例年どおり収穫を迎えようとした時、地主から夏の終わりに土地を明け渡すよう迫られる。桃の木を伐採して、代わりにソーラーパネルを敷き詰めるというのだ。父親は激怒するが、妻と妹夫婦はパネルの管理をすれば「楽に稼げる」というささやきに心を動かされる。急激な時代の変化にさらされ、一家に大きな亀裂が入ったまま、最後の収穫が始まろうとしていた。
この「しゃべれば in SHIBUYA」vol.1 佐津川愛美×伊藤さとり×映画『太陽と桃の歌』トークライブのチケットは、ヒューマントラストシネマ渋谷のオンラインチケット予約が、12月27日(金) 00:00~上映開始20分前まで販売され、劇場窓口でも同日の朝オープン時より購入可能となる。また、イベント後は、佐津川が映画作りのプロ20人に話を聞いた書籍「みんなで映画をつくってます」のサイン会も実施するので、この機会をお見逃しなく。
文/山崎伸子